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岸和田市市民活動サポートセンターでは、皆さんによる市民活動を支援する一環として、様々な講座や催しを開催しています。これまでサポセンが実施した講座などを一部ご紹介します。
◆2020(令和2)年度
これからの新たな広報手段として、SNSの利用が広がりつつあります。
初めてSNSを活用する団体や既に活用しているが効果が出ていない団体等をメインターゲットとし、広報活動や運営に活かしていただくことを目的として開催しました。
幅広い年齢層でオンライン受講は初めての方が多く、カメラやマイクのON/OFFなど、初めての作業を楽しまれていました。
ZOOMを通して参加者に話しかける講師
参加者アンケートでは、中級・上級編を望む声や、有料であっても参加したいなどスキルアップをはかりたい方が多くありました。特に、高齢者の多い団体や企業の方などは、コロナウィルスの関係で運営方法の必要に迫られていることもあってか、回答内容も切実でした。
また、他市の行政職員も複数名参加するなど、関心の高さがうかがえました。
▼参加者からの声
ひとり、ひとつの団体でできることには限りがあります。それぞれの「できること」や「求めていること」を持ち寄り、情報交換や連携、新たな事業展開のきっかけづくりの場を創造することを目的に開催しました。
当日は、参加者の「できること」や「求めていること」を掲示してもらい、個々にマッチングを行うなどして、交流を行っていただきました。
また来場できない場合でも、事前に「できること」などを提出してもらい、会場に掲示。来場参加者と同様にマッチングできるよう取り扱いました。
参加者同士の交流では、情報交換だけでなく、早速、市民活動団体の活動に参加を約束する姿などが見えました。
個々に交流する参加者
新型コロナウィルス感染拡大防止に留意しながらの開催となりましたが、やはり直接お会いすることでスムーズな意思疎通が図られることを実感しました。
▼参加者からの声
きしサポプランコンペアイデア募集期間(10~11月)を直前に控え、「自分たちの住むまちを元気にしたい」、「新たな岸和田の名物を作りたい」など「あなたのやりたいこと」を実現するための企画・立案のヒントにしていただくことを目的に開催しました。
セミナーでは、具体的に応募へのイメージに置き換えやすいものとなるよう、実際大賞を受賞した方の事業内容や体験談を中心にお話しいただきました。また質疑応答では、参加者がボランティアや市民活動について話すことになり、思いがけず交流も生まれました。
講師の人柄もあり、終始ゆったりとした和やかな雰囲気のセミナーとなりました。
▼参加者からの声
法人格の取得を考えている方、また活動を始めて間もない団体の方を対象に、自分たちの活動に見合った資金調達(会費・寄附・民間の助成金など)のポイントを学んでいただくことを目的に開催しました。
当日は、すでに助成金を獲得したことのあるNPO法人・市民活動団体も多く参加されていました。
寄附を集めることに関して、活動をより広く伝えること、共感してもらえることの重要さを教えていただき、参加者は大きくうなずきながら聞き入っていました。
また、具体的に助成金検索サイトや検索方法のコツを学ぶことで、自らの団体を別の面からみるきっかけにもなった様子でした。
▼参加者からの声