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岸和田のまちづくり(まちを良くするためのさまざまな活動)を行っている皆さんに、活動を始めたきっかけなどをお聞きしました。
「まちづくり」というと難しく聞こえますが、決してそんなことはありません。
団体や個人、年齢、性別を問わず、岸和田のまちのために何か始めたい、また、新しい世界と繋がりたいと思っている人はいませんか。
できることから始めるためのヒントを、ぜひ見つけてください。
「特定非営利活動法人趣味の卓球」の大村益生さんにお話をお聞きしました。
▼趣味の卓球について
私自身学生の頃から卓球を始め、その後泉州銀行の実業団で8年間、卓球に携わってきました。その間、日本卓球界における3大大会と言われている大会にも出場したことがあります。
長い間卓球に関わってきたので、そういった経験を活かし、子供達に卓球を教えたいと思って2004年にNPO法人を設立し、2006年には岸和田スポーツ少年団(現 ぴんぽん岸和田)を創設しました。
シニアの部
当初7人の団員から始め、その2年後全国ホープス大会団体戦に大阪代表で出場するまでになりました。
現在は、子どもが約70人、女性・シニアが約50名の120~130人が在籍しています。久米田高校グランド側の近くに卓球の練習場があります。
今もあちこちの大会で活躍している子供達が練習しています。
子供達が大阪代表で活躍できたことですね。大学生になってからも子供達が活躍してくれているのは嬉しいです。
新型コロナウイルス感染症拡大により3ヵ月程活動できなかった期間があり、その間も家賃がかかったのは大変でした。でも国から補助金がでたので大変助かりました。
特に変わったことはしていませんし、他の所との違いはあまりないと思います。
安い負担で強くなる指導をしています。
また、強豪校へは私からお願いして、練習させてもらったりしています。
コーチは10人程おり、試合にはコーチが付き添います。上手で親切な良いコーチばかりです。
4歳5歳の小さな子供は、毎週木曜日の夜に時間をかけて練習しています。通っている子供は、小学5~6年生や中学生が多いですね。
小さい子供でも、小学生大会等ではきびきびと卓球をしていますよ。
卓球が広く子供達に好かれて発展して、ここで教えた子供達が強くなって活躍していってほしいです。
これからの課題は、私も高齢になってきたので、この活動をいかに次に繋いでいくかですね。私には子供がいるので、その子が跡を継いでくれるまでは、頑張って続けたいと思います。