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「きしサポアイデアコンテスト」は、岸和田市内における地域課題や社会課題の解決をはじめ、岸和田市をより良くする活動のアイデアを募集し、表彰するものです。
また、優れたアイデアに対しては、活動のサポートおよび広報面での支援を行うこととしています。
審査基準
(1)社会性・・・・・市民が抱える地域課題や課題を取り巻く現状が把握できているか
(2)アイデア性・・・岸和田市内において先駆的なアイデアであるか
(3)企画力・・・・・課題解決に有効な手法であるか
(4)実現性・・・・・実行可能な方法・実施体制・スケジュールなどで立案されているか
(5)波及効果 ・・・地域と繋がり、働きかけることによって地域貢献がすすむか
※2020年度までは、「きしサポ市民活動プランコンペ」の名称で実施していました。
令和5年度は、10月~12月にかけてアイデアを募集し、一次選考(書類審査)を経て、令和6年1月27日(土曜日)にopsol福祉総合センター3階大会議室で最終選考(プレゼンテーション審査)を実施しました。
4人の選考委員による審査の結果、大賞などが決定しました。
岸和田市立産業高等学校 商品開発クラブ
商品開発クラブが岸和田を盛り上げる!!
岸和田市は、農産物の産出額が府内1位であり、綾誉や春菊などの野菜から、包近の桃や温州みかんなどの果物まで非常に多くの地域産品がある。また、漁獲量についても府内1位であり、イワシシラスなどがある。しかしながらこれらの地域産品はあまり知られておらず、それらのPRや地域の活性化に貢献することをコンセプトに、地域産品を活用した商品を開発し、地域の企業と連携して活動を行っている。
令和4年度は、7月~8月にかけてアイデアを募集し、一次選考(書類審査)を経て、10月15日(土曜日)に岸和田市立公民館4階多目的ホールで最終選考(プレゼンテーション審査)を実施しました。
4人の選考委員による審査の結果、大賞などが決定しました。
ココまな 土居 倖実さん
ココまな
何らかの原因で学校に行きづらくなっている子供達が第二の学校としてお昼に通える「フリースクール」を運営。現在八幡町で週2回、日中に開校しており、子供達は、少人数から違う地区の子たちと会話したりすることでコミュニケーション能力や、協力して行う取り組みや、自らが決定し行動することなどを学んでいる。運営委員数名と多くの大学生がボランティアで参加し、子供達のサポートを行っている。
令和3年度は、7月~8月にかけてアイデアを募集し、一次選考(書類審査)を経て、10月23日(土曜日)に岸和田市立公民館4階多目的ホールで最終選考(プレゼンテーション審査)を実施しました。
4人の選考委員による審査の結果、大賞などが決定しました。
つどいの場「たんぽぽ」 琴真弓さん、白草広江さん
つどいの場「たんぽぽ」
若年性認知症の人や障害のある人やその家族、小さな子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、誰もが気軽に入って来れて、ここに集う人たちがほっとするような、癒しの空間となる居場所。個人で何かをやりたくて場所を探している人や、井戸端会議、ワーキングスペースにも利用してもらい、利用する人がそれぞれどこかで繋がってもらえるような居場所。そんなつどいの場を目指します。
2回目の開催となった令和2年度。新型コロナウィルス感染症拡大防止のためプレゼンテーション審査は実施せず、4名の審査委員は提出された書類を基に審査を行いました。
その結果、1名が準大賞を受賞しました。
堺谷法広 さま
『未来の宝』“応援”プロジェクト
子どもは、未来の大切な宝です。全員が幸せになる権利をもっているし、使命のない子どもは一人もいない。その尊い「子育て」の最前線で、日夜奮闘されているお母さん・お父さんを応援しています。
身近な里山で、動植物に触れ、樹林を整備しながら、奮闘している人や苦労している人がいたら、声をかけ、励ます。喜んでいる人がいたら、共に手を取って喜び合う“心の共有”を図ります。
“コロナ禍”だからこそやろうと、2020年6月に始動し、月1~3回実施しています。
本事業では、里山という身近な自然を通して、関わる大人が、子ども一人ひとりを大切にし、可能性を信じ抜き、励ましながら、「一人を大切にする心」を育み、子どもたちが皆から、 “あの人に励まされたから、私は困難を克服した”と言われる存在になることを応援する。
本事業では、様々な「プログラム」と、定期的な「機会」を提供していく。子どもたちは、どんなことでもいいから何かに「挑戦」し、好きなこと、得意なこと、そして自分の無限の可能性に気付いて欲しい。その過程で、心豊かで健全な人格を形成し、目の前の一人を大切に、将来は地域の、社会のリーダーと成長するものと展望する。
初開催となった令和元年は10~11月にアイデアの募集を行い、書類選考を経て、令和2年2月1日(土曜日)、岸和田市立公民館4階多目的ホールで最終選考会を開催しました。
審査は、次の3つの基準で実施。
(1)事業内容の社会性
(2)事業内容の企画力、実現性
(3)岸和田市への貢献度、波及効果
4人の選考委員による審査の結果、大賞などが決定しました。
「赤ちゃんこどもボランティアの会inきしわだ」近沢真伊子さん
赤ちゃんこどもボランティアの会inきしわだ
代表の近沢真伊子さんをはじめ67名のメンバーが活動し、高齢者と子どもとの世代間交流活動に取り組んでいます。設立は平成31年4月。
高齢者施設に子どもを連れて遊びに行きます。
岸和田市内にある高齢者施設に、小さい子どもとその保護者と共に訪問。子どもや孫と離れてさみしく暮らしておられる高齢者が笑顔になり、孤独に子育てをしている保育者の居場所となり、子どもたちは、自然と優しさやいたわりの気持ちが育ちます。
世代間交流が活発になることで、〈ええまち×おもろい〉岸和田の活性化につながっています。