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令和4年2月4日 2期目が始まり初登庁時には管理職などを集めて挨拶を行う、市長訓示という行事がございます。今回の市長コラムでは、この挨拶を紹介させていただきます。
令和4年1月30日に再選をさせていただき、本日から2期目となります永野 耕平です。改めまして、どうぞよろしくお願いいたします。
1期目は積極的な行財政改革に取り組んでまいりました。4年連続して決算は黒字となりました。私自身の給与を35%カットし、職員の皆さんの給与カットをしたことは、その大きな要因の1つでした。市の財政を立て直すためには、さらに覚悟を持ってやらなければならないと思っています。これからの4年間も、健全な市政運営をしたいと考えております。職員の皆さんの力が必要となります。互いに知恵を出し合い、一緒に進んでいきましょう。
今回の選挙の争点として、私は8つの項目で提案をさせていただきました。相手候補が一番大きく争点として取り扱ったのは、幼稚園・保育所の再編と、小中学校の適正配置のことでした。選挙では様々な意見をお聞きしました。特に、小中学校の適正配置については、肯定的な意見の他にも、不満や不安があることを実感しました。これまでは教育長を中心に、教育委員会の皆さんに頑張っていただきました。これからは市長部局と教育委員会が一緒になり、市民の皆さまに向けて、誠実な説明を行いたいと思っております。しっかり内容をご理解していただいた上で、実行が難しいという結果になれば、その時に改めて考えればよいと思います。しかし、しっかりとご理解をしていただけずに、足踏みするようなことがあれば、子ども達の教育環境を守ることができません。一番大事なのは、子ども達の教育の場、そして幼児教育、保育の場です。これを未来においても良いものとして守っていく必要があります。ここで私たちが足踏みをしてはいけません。
「選挙で選んでいただいたから押し通る」などという思いは一切ございません。誠実に皆さんへ説明をさせていただき、市民と我々の気持ちが1つになるように努力をしていく所存です。
至らぬ点もありますが、皆さんに知恵を借り、何とか4年間務めていきたいと思います。皆さん4年間どうぞよろしくお願いいたします。
このように、私の思いを伝え、業務を始めました。
私を先頭に職員一丸となって市政運営を進めてまいりますので、市民の皆さまにおかれましても、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。