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第4回定例会を終えて、年末のごあいさつ

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2021年12月28日掲載

 はじめに、新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々には、心からお悔やみ申し上げますとともに、現在療養中の皆様の一日も早いご回復を願っております。また、医療従事者や日常生活に必要不可欠な仕事を担っておられるエッセンシャルワーカーの皆様をはじめ、感染拡大防止のためご協力いただいているすべての方に敬意と感謝を申し上げます。
 この1年を振返りますと、新型コロナに始まり、新型コロナに終わる非常に厳しい1年でありました。6月下旬頃から始まった第5波は、全国において、過去最多となる 25,851人の新規感染者数を8月20日に記録し、入院患者数も一時は20万人を超え 過去最大となるなど、昨年に引き続き、新型コロナにより、社会経済状況が、大きな影響を受けた1年となりました。
 直面しているコロナ禍への本市の対応といたしまして、国・府・市のそれぞれの役割分担のもと、市として、『市民を守る』『経済を活かす』『市民の利便性向上』の3つの視点から、取組んでまいりました。
 新型コロナウイルスワクチン接種の効果もあり、国内での感染状況は、現在落ち着いてはおりますが、ここに来て、新たに報告されたオミクロン株が国内においても感染者が確認されていることなどから、今後のコロナ感染拡大に備え、しっかりした準備が必要であると思いを強めているところであります。
 また、コロナ対策と併せ、本市の厳しい財政状況を改善するため、行財政改革に取り組んでまいりました。この改革は、収入の環境が急激に悪化しても、予期しない災害に見舞われても、新たな行財政ニーズに柔軟、かつ安定的に応えていくためのものであります。
 これまでの取り組みにより、本市財政は、一定の回復を見ましたが、まだまだ、市民を万全に守ることのできる体制であるとは言い難い部分もございます。行財政改革をさらに推し進め、困っている方々、苦しんでいる方々を守ることのできる市政を作っていきたいと思っております。
 令和4年は、市制施行100周年という、記念すべき年を迎えます。この100周年という大きな節目を、時代の変遷に伴い、先人たちから受け継いだ豊かな自然や産業、培われてきた歴史と文化、そして築き上げてきた功績を見つめ直し、郷土に対する愛着と誇りを深める機会とし、市民自治都市の実現に向け、市民・行政・議会それぞれがより一層の協働を推進し、オール岸和田で次世代に繋げる新たなスタートの年となります。将来の本市の発展と成長に向けて、しっかりとその責任を果たすため、施策の推進に全力で取り組んでまいります。
 様々な施策について、市民の皆さま、市議会と力を合わせて、職員の経験と技術を上手く活かしながら、遂行してまいりますので、一層の温かいご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、日増しに寒さも厳しくなってまいります。くれぐれもご健康にご留意いただきまして、ご健勝で幸多い新春をお迎えになり、ますますご活躍賜りますよう、心から祈念申し上げまして、私のあいさつといたします。


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