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【マジミエ図書館Z発!】第6回山直図書館みらいLABOを開催しました

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2022年6月3日掲載

第6回山直図書館みらいLABO開催しました

図書館で取り組んでいる図書館ミーティング(マジミエ図書館Z)(不定期開催)から、具体的な学びと実践の場が生まれました。その名も「山直図書館みらいLabo」。

5月20日(金曜日)、「第6回山直図書館みらいLABO」を開催し、今年度に入ってからの取り組みを報告し合いました。

テーマ「4,5月の取り組み報告と令和4年度の進め方について」

今回も、オンラインでの開催でした。大学生、山直地域の事業者さんや関心のある市民、行政職員が参加しました。

令和4年度になり、この2カ月弱の間の取り組み報告と、11月のシンポジウムに向けて意見を出し合いました。

4、5月の取り組み報告

1.箕面市図書館視察の報告

箕面市立船場図書館に視察へ行きました。船場図書館は、国立大学法人大阪大学が指定管理者として運営しています。

全体の運営の方向性がしっかりとされていて、駅前のまちをつくる流れの中で大学図書館、公共図書館、文化ホールも一緒になった施設です。まさに産官学民連携の図書館づくりをめざしているところですが、学民がいっしょになってつくった事例として視察させていただきました。

図書館をまちづくりに生かしているところや、大学との連携をされているところなど参考にしたい事例でした。

2.「集まれ!動画クリエイター」4月30日(土曜日)開催 について

講師をしてくださった松本氏より、講座の感想や今後の展望をお話していただきました。

当日様子

  • 2月の講座から引き続き参加してくださっている方々、他でビデオ講座をされている方2名、新たに参加申し込みしてくださった方1名と、13名の方が参加してれた
  • 講座では振り返りと応用編で、一般の方に向けて応用編を踏まえた作成編集の話をした
  • 核となる人材をみつけたので、今後に繋げたいと思っている

講座では、2月18日から3月25日までの計6回講座を参加してくださった方々の作品をみんなで鑑賞しました。

3.「マジミエ図書館Zみらいラボ!さあ!始めましょう」5月1日(日曜日)開催 について

こちらのイベントは図書館企画で開催しました。

講座の様子

数人でも集まってくれたらと思っていましたが、図書館でボランティア活動をしてくださっている方々や関心のある方など、25名の方が参加してくださり、たくさんの意見が出ました。

イベント中に視察先を決めるという目標設定をし、館長の方から視察先を3つ挙げ、多数決の結果、守山市立図書館・長浜市立長浜図書館が視察先と決定して終わりました。

「マジミエ図書館Zラボ さあ!始めましょう」を開催しました

4.「古民家活用で繋がろう!」5月14日(土曜日) について

イベントに参加してくださっていた方々に感想と今後の展望をお話していただきました。中原さんに組木のパズルを用意していただいて、話題を提供していただいて、そこから話が広がっていきました。

当日の様子

  • 古民家を活用する団体として活動できるきっかけとなればと考えている。
  • 古民家活動の実践を続けてる方もメンバーの中にたくさんいて、何か始まりそうな予感がした。
  • ゆめみヶ丘に家を購入して現在お住みで、でも古民家に住みたいという夢を諦められないで参加した。専門家の話も聞けて、とてもよい話ができ、古民家活動の火種になりえるかなと感じています。
  • 山直図書館から古民家活用を実践しようという中で、目立つ活動になるのではと感じました。
  • 継ぎ手とかのワークショップからの流れで、出寺社仏閣はどうなっているのか、そこから古民家の作り方はどうなっているのかと話題は尽きない感じでした。
  • 空き家、古民家の問題活用が解決できる団体になっていけば。
  • キックオフには良いメンバーが集まっていたと思う
  • 思い描いているようなことができると思える、良い集まりだったと思う。

「古民家活用でつながろう!」を開催しました

5.「まちライブラリー提唱者礒井さんと話そう!」5月15日(日曜日) について

トークセッションをしていただいたまちライブラリー@猿とモルターレの冨田さんから感想をいただきました。

当日の様子

  • まちライブラリーの礒井さんと市民参加のみなさんと、まちライブラリーを実践しているメンバーとの集まりだった。
  • まちライブラリーがどういうもので、どういう取り組みやったのか腑に落ちた。
  • みなさんが発言しやすい話しやすい、良い討論できるような時間になっていた。
  • まちづくりのプロジェクト自体を発酵させるような感じと仰っていてイメージがなんとなくできた。一石投じて発酵させていければいいのかなと思った。

イベントに参加してくださっていた動画クリエイター講師の松本さんからも感想をいただきました。

  • これまではどういう流れでやっているのか分からなかったけれど、まちライブラリーがどうはじまって、どういう考えのもとで全国に広がっているのかというお話を聞いて、よくわかった。
  • 礒井さんお話の中で、まちライブラリーは個人でも地域社会の主役になれる挑戦、というのがまちライブラリーの挑戦ですよと言われていて、すごい奥の深い考えだと思った。

岸和田の図書館がどうしてまちライブラリーを設置しているかというところが参加者の方々に伝われば、という思いも込めての開催でした。

企画を持ち寄ってゆるく繋がろうという形が、5年ほどで定着してきているところで、図書館が参加者の自己実現、他己実現の場となり、地域コミュニティーの活動にもほんの少しお手伝いできる場になっていければと考えています。

古くから図書館の活動に携わってきてくださっている方々にも新しい取り組みが伝わって、古きも新しきも大切にしていく図書館でありたいと感じたイベントになりました。

「まちライブラリー提唱者 礒井さんと話そう!」を開催しました

6.「猿とBook Picnic」5月22日(日曜日)の告知

 会議の時にはまだ開催されていませんでしたが、蜻蛉池公園で開催された「春のローズフェア2022」において、まちライブラリー@岸和田としょかんでブックフェスタのイベント「猿とBook Picnic」として参加しました。

 「猿とBOOK PICNIC」×まちライブラリー@岸和田としょかんコラボ企画は大盛況!

  視察とシンポジウム(11月開催予定)に向けた取り組みについて

 大阪公立大学 大学院工学研究科 都市系専攻 西野 雄一郎先生から、建築学科では建築物を設計するという建築設計演習があり、その設計演習でこの図書館の空間デザインを考える場にしたいというご提案をいただきました。

 こちらについては詳細が決まり次第、また報告させていただきます。

今年度の取り組みについて

会議に参加してくださった学生さんたちからも今年度の取り組みについてお話していただきました。

  • 視察であったり図書館に関わる部分では、学生はどんどん学んでいけたり、参加出来たらいいと思っています。
  • 竹の本棚のプロジェクトには関わっていなかったので、これからは高頻度で関わっていきたいです。
  • 本棚の作成に少しだけ関わらせていただいて良い感じに使われていて、いいなと思いました。
  • これからもいろいろなプロジェクトに関わっていきたいです。
  • 竹の本棚が思っていたよりたくさん使われていて、今度も出張して使われるとのことでありがたいです。
  • 竹にチラシ貼っていていいですね。もっと使い方遊んでもいいかもしれないですね。
  • 視察にも参加出来たらうれしい。議論楽しみにしています。
  • 就職前の最後の機会だと思うので、修論もあるが、積極的に参加したい。
  • 議論の機会や視察に参加させていただきたい。今年もよろしくお願いします。

視察先で見ていただきたいところや、学生さんが今後どのように取り組みに参加していっていただけるかなどのお話をし、次回の開催日を決めてこの日は終わりました。

毎月1回、ラボを開催するたびにバージョンアップしていく図書館になっていけたらと思っています。

「山直図書館みらいLABO」の話し合いの内容に新図書館に関する内容も含まれてきましたので、次回から、ネーミングを「新図書館みらいラボ」に変更し報告していきます。

次回、第1回新図書館みらいラボは6月24日(金曜日)に開催予定です。