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「マジミエ図書館Zラボ さあ!始めましょう」を開催しました

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2022年5月20日掲載

図書館で取り組んでいる図書館ミーティング(マジミエ図書館Z)(不定期開催)。

今回は岸和田ブックフェスタ2022春のイベントとして、5月1日(日曜日)に開催しました。

理想の図書館について語り合いましょう

図書館ミーティング(マジミエ図書館Z)、山直図書館みらいLABOに定期的に参加してくださっている方々をはじめ、誘われて初めて参加してくださった方々、図書館活動に関わってくださっている方々、23名のみなさんにご参加いただきました。

イベントオーナーである七野さんによる本の紹介の後、2つのグループに分かれて、理想の図書館サービスとは?こんな図書館になったらいいなというみなさんの意見を交換し、共有しました。

そして、どのような図書館をつくっていきたいかという具体的な案を出すためにも情報をインプットするため、参加者のみなさんと図書館の視察に行く先を決定しました。

館長が挨拶をしている写真

本の紹介

七野さんが選んだ本の内容を、ひとつひとつ紹介してくださいました。

本の紹介をしている写真

会場には、七野さんが紹介してくださった本のほかにも、館長がこれまでに行ったことのある他館のパンフレットも参考資料として置かれていました。

紹介された資料1 紹介された資料2

紹介された本をみなさんで見ている写真1 他図書館の資料の写真

みなさん本やパンフレットを手に取って、楽しそうに図書館や本についてのお話をしていらっしゃいました。

  【紹介された本】

  • 『私たち図書館やってます!』 本と人とをつなぐ「そらまめの会」/編著 南方新社
  • 『つながる図書館』 猪谷 千香/著  筑摩書房
  • 『図書館・まち育て・デモクラシー』 嶋田 学/著  青弓社
  • 『図書館の明日をひらく』 菅原 峻/著  晶文社
  • 『はなぼん』 花井 裕一郎/著 小布施町(長野県) 文屋
  • 『沸騰!図書館』 樋渡 啓祐/[著]  KADOKAWA
  • 『ブックフェスタ』 礒井 純充/[ほか]著 大阪:まちライブラリー
  • 『未来をつくる図書館 : ニューヨークからの報告』菅谷明子著 岩波書店
  • 『千代田図書館とは何か : 新しい公共空間の形成』柳与志夫著 ポット出版

2.意見交換

2つのグループに分かれて意見交換を行いました。出た意見に対して否定はしないことがルールです。熱い意見交換がなされました。

グループディスカッションの場面1 グループディスカッションの場面2

3.各グループで出た意見の発表

どのような意見が出たのか、みなさんで共有しました。

発表の様子1 発表の様子2

  • 図書館で借りたときに出るレシートに企業さんの広告を入れたり、イベントの宣伝を入れてみてはどうか
  • 有名な方に来ていただいてイベントを行う
  • 居心地の良さを重視して
  • 市民アイデアをたくさん入れて形にして
  • こうあって欲しいに近づくために自分ができることをはじめる。図書館にそういう部署があったらいいのに
  • 学校図書室の使い方を教えて、本を読んで、子どもたちに読む力をつけて欲しい。
  • 一日、もしくは数時間でも、1階フロアで飲食できる時間を決めるのはどうか。イベントでできたら。
  • 子ども向けのくまたくんだよりはあるが、大人向けのものがない。イベントがあっても、図書館のホームページだけで告知していては見る人が少ないと思うので、ポスターを作ってスーパーなどにも置いてみては?告知方法を工夫したらいいと思う。
  • 岸和田市立図書館として人に来てもらうために広報に力をいれては?
  • TV,ラジオでアピールできたらいいのでは。図書館を使ってもらえるように考えてみて。
  • 本との出会いをどうするか。良い本に出会う機会をどう与えるか。
  • 今の図書館は古本屋さんと変わらない。発信することが必要。
  • 居心地がよいソファがあればいいのか?本を活かすことが大切。図書館に行く価値があると感じるようにしなければ図書館に人は来ない。
  • 今、飲食しながら本を読める図書館が主流。汚れるという意見もあるが、家にいるときは食べたり飲んだりしながら読むでしょ?図書館なら周りの雰囲気もあるので、家で飲食しながら読むより気を付けて読むと思う。
  • スマホ1つで本が読める時代、雨が降っている中図書館に行くか?若者からすれば、スマホで読めるのに図書館にはいかない。そもそも本を読む文化がない。地域の中で本を読む活動を増やした方がいいのでは?生活の一部に本があるように進んでいけたらいいと思う。
  • 読むだけだと本は他人事。図書館が本を自費出版するサポートをしてくれる場となってほしい。本を置いてくれたら図書館に行くようになる。
  • 若者は、情報は無料でインターネットで手に入れるが、体験にはお金を払うので、図書館は本を体験する場にしたらいい。

今後の取り組みについて  

視察先の決定

居心地のいい図書館とは?図書館に滞在する時間はどれくらいなのか?現状、本を借りて帰るだけの人が増えており、一時間以内に帰る人が大半です。 

岸和田市立図書館は、居心地のいい図書館、半日、一日中でもいてもらえるような図書館になりたいと思っています。

以上のことも踏まえて多数決の結果、視察先は

  • 守山市立図書館
  • 長浜市立図書館

に決定しました。今後、日程など調整しながら進めていきます。

視察先を決めているようす