熱傷(やけど)の程度を調べる
I度(1度) 皮ふが赤くなり、ヒリヒリする
II度(2度) 水ぶくれができ、痛みが強い
III度(3度) 皮ふが白っぽくなり、痛みもなくなる(皮ふがこげた状態)
冷却の方法
熱湯や火災などのやけど
- できるだけ早く、水道水などのきれいな水で10分以上痛みがなくなるまで冷やす。
- 衣類を着ている場合は、衣類ごと冷やす。
- 水ぶくれは、破らない。
化学薬品によるやけど
- 大量の水で洗い流す。
- 薬品の染み込んだ衣類は、はさみなどで切ります。
- 目に入った場合も大量の水で流し(上記図参照)、絶対にこすらない。
重症熱傷
- II度(2度)の熱傷で、体表面積の30%以上の熱傷
- III度(3度)の熱傷で、体表面積の10%以上の熱傷
- 顔の熱傷で、鼻毛がこげているとき
老人や乳幼児は、これ以下でも重いときがあります。
III度(3度)や、II度(2度)の広範囲の熱傷の場合は、早く医師の診察を受けてください。