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プラスチック製容器包装の適切な分別が大切な理由は「リサイクルにつながる」からです。地球環境を良くし、次の世代に資源を残すために、今、私たちにできる「適切な分別」についてもう一度確認しましょう。
問合せ 廃棄物対策課収集業務担当電話:072-423-9440 ファクス:072-436-0418
プラ素人
「そもそも“プラスチック製容器包装”ってなに? 週に1回収集される“プラごみ”との違いは?」
プラマスター
「週に1回収集されるのは“プラごみ”ではなく、正しくは“プラスチック製容器包装”と言います。プラスチック製容器包装とは、中身の商品を取り出した(使った)後、不要となるプラスチック製の容器や包装しているもののことです。」
プラスチック製容器包装に表示される識別マーク
「分別が間違っているかもしれません。再確認しましょう。」
汚れていると、リサイクルの過程で洗浄に多量の水を使い、かえって地球環境に悪いため、汚れを落としにくいものは「普通ごみ」で出してください。
ペットボトル容器と、ふた・ラベルはリサイクル工程が異なるため、分別してください。容器は、「空きビン・空きカン・ペットボトル」で出してください。
製品プラスチックは、普通ごみの指定袋に入れば「普通ごみ」、入らないものは「粗大ごみ」で出してください。
「リサイクルするまでには、手作業を含む様々な工程を経ています。」
「リサイクルできる業者は限られており、現在は資格のある2つの工場を経由しています。」
家庭から収集されたプラごみを選別する場所です。リサイクルできるもの(資源物)と、できないもの、危険物などを手作業で分けています。
1つ目の工場から運ばれてきた資源物を再度選別し、製品の素材に変えています。
「そして、プラスチック製容器包装はデッキ材や植木鉢などに生まれ変わります!」
工場での火災の恐れあり!
作業員がけがを負う危険!
作業員が感染症にかかるリスク!
機械が故障する原因に!
「なんと、危険物がこんなにも! 上の写真は市内のごみに混ざっていた危険物です。」
ライターは使い切って「普通ごみ」、刃物・電池・金属類は地域などの「拠点回収」、医療機器は「医療機関」へ出してください。
「限られた資源や地球環境のため、リサイクルが大切です。でも、プラスチック製容器包装とそうでないものを混ぜて捨てたり、危険物を「少しだけ」という気持ちで捨てたりすると、リサイクルが困難になります。」
「なるほど!次の世代に良い環境を残すために、今、私たちにできる「適切な分別」が重要ですね。今すぐ見直そう、プラスチック製容器包装の分別!」