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第4回定例会では、条例の一部改正や補正予算など19件の議案を審議しました。また、一般質問では19人の議員が市の重要課題に対して見解をただしました。
そのほか、庁舎建設特別委員会からは、新庁舎整備事業設計施工業務公募型プロポーザルに関する意見書を市長に提出しました。
大阪モデルにより赤くライトアップされた岸和田城(昨年12月撮影 現在は通常のライトアップ)
会期
12月8日~18日の11日間
本会議1日目(12月8日)
監査報告、専決処分の各報告
条例の一部改正や補正予算などの議案の上程、各常任委員会へ付託
一般質問
本会議2日目(12月9日)
一般質問
本会議3日目(12月10日)
補正予算案の上程、各常任委員会へ付託
一般質問
庁舎建設特別委員会(12月11日)
特定事件の調査
各常任委員会(12月14~16日)
付託議案の審査
本会議最終日(12月18日)
各常任委員長から付託議案の審査結果報告、議案第105号修正案の上程、採決
人権擁護委員の推薦、固定資産評価員の選任
議会運営委員会による閉会中の継続調査の可決
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本市では老朽化した庁舎の建て替えを計画しており、昨年12月4日に設計・施工業者を決める2次審査の開催予定となっていました。
しかし、2次審査が急きょ中止となり、さらに選定委員会の外部委員5名のうち4名が辞任しました。
市議会では11日、18日に庁舎建設特別委員会を開催し、これらの理由について説明を求めましたが、市は「選定作業に影響する」として理由を明らかにしませんでした。
さらに、市は2次審査を27日に行うと発表しましたが、委員会ではこれらの理由を市民に説明しないまま審査を進めることは問題があると考え、23日に議長から市長に意見書(後に記載)を提出、また24日に委員会を開催し、説明を求めました。しかし、理由は明らかにされないまま、27日に業者が決定しました。
28日の委員会では、2次審査の中止理由と委員の辞任理由について説明を求めました。市は、2次審査に残った3者のうち2者が11月26日に秘書課を訪れ、選定委員である副市長の在席を確認したところ不在であったため、名刺を置いていった行為が失格要件の「委員に故意に接触を求めた場合」に当たると判断した。2者に失格を通知した後、選定委員に経緯を伝えたが理解を得られず、委員4名が辞任した、と述べました。
「選定委員に意見を聞くべきではなかったのか。選定委員に相談するかどうかの線引きはあるのか。」という委員の質問に対し「失格の判断は市において決定すべき事項である。客観的・外形的事実により判断すべき事案は市において判断するものと考える。」と市は回答しました。また、「名刺が届いた時に副市長はどう考えたのか。」という質問に対し「副市長は選定委員であるため答えられない。」との回答でした。
永野市長(右)に意見書を提出する河合議長(中)と岩崎副議長(左)
1.選定委員会及び公開プレゼンテーション中止の理由を明らかにすること
2.選定委員4名の辞任理由を明らかにすること
3.上記2点を12月27日の選定委員会開催までに市民に公表すること