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決算特別委員会では、9月5日に大綱説明を受け、6日の関係書類の閲覧を経て、7日から3日間審査を行い、13日の本会議で委員長報告を行いました。
本市の財政は、市税収入の総額が増加したものの、扶助費や公債費が増加し、非常に厳しい財政運営が続いている。
このような中で、妊婦検診に係る公費負担の拡充、病児・病後児保育の実施、市民病院緩和ケア病棟の整備、久米田・中部両地区市民センターの設計、JR阪和線東岸和田駅付近の高架化ならびに小・中学校の耐震化の推進など、市民福祉の向上と将来のまちづくりに向けた取り組みを評価し、満場一致をもって認定することに決定した。
なお、これからの市政運営に反映されるよう委員から次のような意見・要望があった。
▽歳出削減に努める一方、広告収入などの歳入確保に努力を。
▽国保会計については、ジェネリック医薬品の案内やレセプト点検のさらなる強化、各種健診受診率の向上や保険料滞納対策に一層の努力を。
▽市有施設における光熱水費を調査・検証し、エネルギーや経費の抑制を。
▽青少年問題協議会を活性化し、青少年の非行防止を。
▽職員の不祥事防止のため、全職員に対し、コンプライアンス向上のための研修を。
▽観光交流センターは、条例の設置目的に沿って改善し、法令を遵守するなど、是正すべきところは早急に是正を。
▽全市で早期にペットボトルの回収を。
▽行財政新改革プランを着実に実行し、効率的・効果的な市政運営を。
▽病院事業会計は黒字決算であるが、今以上の経営努力を。
▽教育施設の耐震化100%の早期実現を。
▽道路舗装は耐用年数を考慮した事業計画のもとで実施を。
委員長 | 稲田 悦治 |
副委員長 | 岩崎 雅秋 |
西田 武史 | |
桑原 佳一 | |
米田 貴志 | |
京西 且哲 | |
雪本 清浩 | |
井上 源次 | |
鳥居 宏次 | |
西村 芳徳 | |
岸田 厚 | |
今口 千代子 |