予算特別委員会　35件の議案を審査

　3月7日から12日に開かれた予算特別委員会では、市民ニーズが反映されているか、効率よく予算編成されているかなどに主眼を置き、詳細な審査を行い、本会議において、委員長から次のように結果を報告しました。〈要旨〉本市では、市税収入が伸び悩む一方、扶助費や公債費などの義務的経費、繰出金などの経常経費が占める割合が高く、非常に厳しい財政運営となっている。
　提案された19年度予算などには、久米田駅舎のバリアフリー化、乳幼児医療の対象年齢の拡充、新消防本部庁舎建設に向けた設計など、市民福祉の向上や将来のまちづくりに向けた取り組みが認められ、満場一致で可決した。
　なお、審査過程で次のような意見・要望があった。

• 行財政運営のより一層の透明性を担保し、市民への説明責任を
• 保育所の民営化については、公的責任を果たし、直営の維持を
• 障害者自立支援制度による負担増を軽減するため、市独自の減免措置を
• 生活保護は制度の趣旨を踏まえ、適切な運用を
• 子どもの安全確保のため、こども99番の一層の活用と内容の充実を
• 官僚型機構にありがちな意思決定方法を見直し、議会を含め実質的な議論のできる体制の検討を

　　　　　　予算特別委員名簿
　◎西川　勝美　　　　　○雪本　清浩　　　      　岡林　憲二
　　　西植　和永　　　　　　鳥居　宏次　　　　　　岸田　　厚
　　　梶川　利彦　　　　　　藤浪　勝三　　　　　　平松　忠雄
　　　井上  孝三郎　　　　　今口  千代子　　　　　西田　　昌    

　　◎委員長　○副委員長