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【図書館発】泉州ゆかりコレクション第2弾 大久保作次郎と大久保婦久子「皮革工芸の世界」(終了しました)

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2023年1月19日掲載

  8月7日(日曜日)から10月9日(日曜日)まで、岸和田市立図書館本館2階郷土展示コーナーにおいて、泉州ゆかりコレクション第2弾 大久保作次郎と大久保婦久子「皮革工芸の世界」を企画展示しています。

 大久保作次郎は岸和田市内畑町出身の洋画家、大久保婦久子は皮革工芸の第一人者で、夫婦そろって文化功労者です。

 大久保作次郎の作品は、昭和18年に朝日新聞夕刊に連載された新聞小説「ラウレル弁護士」の挿絵原画や、昭和7年、新潮社から発行された菊池寛の小説「勝敗」の挿絵などを展示しており、大久保婦久子の作品は、財布やハンドバッグ、壁画などの作品を多数展示しています。

展示画像 1枚目 作品

 貴重な資料をぜひご覧ください。

期間

8月7日(日曜日)~10月9日(日曜日) 

午前10時~午後6時(水曜日は午後7時まで)

※月曜日及び9月17日(土曜日)~30日(金曜日)は休館

大久保作次郎(1890~1973)

明治23年(1890年)、泉北郡山滝村(現在の岸和田市内畑町)に生まれ、大阪市で育つ。旧制岸和田中学校(現在の岸和田高等学校)に入学するが、3年のとき、母が亡くなったため、大阪市に戻り、桃山中学校入学する。

【業績】

1955年 「新世紀美術協会」を結成

1958年 日展評議員

1959年 『市場の魚店』で日本芸術員章を受章

1963年 日本芸術院会員就任

大久保婦久子(1919~2000)

日本になじみの薄かった皮革工芸で独自の技術・技法を開拓し、造形の可能性を拡げました。アクセサリーから壁画まで幅広く、芸術性の高い作品を数多く世に送り出し高い評価を受けた皮革造形の第一人者。

【業績】

1981年 現代工芸美術家協会展にて、内閣総理大臣賞を受賞

1983年 日本芸術院賞・恩賜賞を受賞

1985年 日本芸術院会員に推挙され、作次郎に続き、夫婦で会員となる

1995年 文化功労者に顕彰される

2000年 文化勲章を受章