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岸和田市は、大阪府南部の市です。1922年(大正11年)全国で87番目に市制をしきました。
大阪湾に臨む中心市街は寛永年間(17世紀初め)以降岡部氏の城下町として発達し、明治中期以後は泉州綿織物を主とする紡織工業都市として発展しました。金属、機械器具、レンズ工業も行われ、臨海部の埋立地には1966年(昭和41年)以降木材コンビナート、鉄工団地が建設されました。
和泉山脈北麓と台地では溜池灌漑(ためいけかんがい)による米のほかタマネギ、ミカンや桃、春菊(きくな)などの栽培が盛んです。
古くから「城とだんじりのまち」として知られる本市ですが、臨海部の浪切ホールやベイサイドモール、丘陵部の道の駅 愛彩ランドなどがにぎわいを見せています。また水産業も盛んで、市内には3つの漁業協同組合(春木漁業協同組合、岸和田市漁業協同組合、大阪府鰮巾着網漁業協同組合)があり、府内屈指の漁獲量を誇ります。
関西国際空港から車で約15分という距離にあり、大阪都心部からはJR阪和線、南海電鉄南海本線、阪神高速湾岸線、阪和自動車道が通じています。
最高 866.9m、最低 0.0m
72.72平方キロメートル
〒596-8510 大阪府岸和田市岸城町7番1号
東経 135度22分15秒、北緯 34度27分38秒
1968年、市制施行45周年を記念に、本市にふさわしい木として、市民の意見を聞いて選定しました。
市の緑化推進の一環として、市民の意見を参考に、1982年、市制施行60周年を記念して選定しました。
その後、市制施行80周年を記念して「ばら」の愛称を募集したところ、59件36種類の応募をいただきました。選定に当たり、2002年11月に中央公園で開催した「都市緑化フェア」で人気投票を行い、この結果を参考に、選定委員会(市民ら10人で構成)で検討した結果、「だんじり囃 '02」に決定しました。市では、新種のばらにこの名称をつけ、公共施設などに植えるなど、市内で普及させています。
「だんじり囃 '02」は病気に強く、育てやすい品種です。花は、大輪の紅赤色で、花持ちが良く、程よい香りがします。
「岸」、「キ」、あるいは欄干橋の「干」からとったといわれています。
「岸和田市讃歌」は、1972年、市制施行50周年を記念して歌詞を市民から募集し、制定しました。
作詞 寺岡 光義
補作 星野 哲郎
作曲 新井 利昌