ページの先頭です。 本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > まちづくり推進部 > 都市計画課 > 第6回岸和田市都市景観賞表彰物件

本文

第6回岸和田市都市景観賞表彰物件

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2023年3月31日掲載

岸和田市都市景観賞

岸和田市都市景観賞の目的と開催実績  

岸和田の景観づくりに貢献する建築物・工作物等を表彰することにより、市民のみなさんに「岸和田市のまちなみの魅力」について再発見していただき、これまで以上に市民と行政が協力しあって岸和田市の景観をよりよいものにしていくための礎となることを目的としています。 

平成14年度から4年に一度開催しており、これまで5回実施しています。

表彰式全員写真 (第6回岸和田市都市景観賞表彰式)

第6回岸和田市都市景観賞表彰式はこちらをご覧ください。

表彰部門と審査対象

 表彰は、以下の2部門が対象となります。

  • 「大規模建築物等届出部門」(景観法に基づく届出等のあった物件)
  • 「一般公募部門」(一般公募により推薦された建築物等)

審査方法

 まちかど審査として市民のみなさんに各公共施設にて公開し、投票をしていただきました。これらの結果をもとに、有識者により構成される「岸和田市都市景観賞選考委員会」にて表彰する建築物等を選定しました。

授賞物件の紹介

【大規模建築物等届出部門】

都市景観賞

JR東岸和田駅 駅舎(土生町)

JR東岸和田駅1 JR東岸和田駅2 JR東岸和田駅3

 岸和田の玄関口としての役割を担う東岸和田駅には、だんじり祭りをモチーフとした建築デザインが各所に取り入れられ、岸和田らしさが感じられる建築物となっている。だんじりの破風屋根を模したエントランス庇のほか、だんじりを力強く曳く様子を表現した外壁により、祭の伝統が、親から子へ、子から孫へと受け継がれる文化が具現化されている。また、待合スペースにあるだんじりの大屋根に見立てたベンチは、市民が親しみや愛着を持てる場となっている。周辺の景観をリードする模範として、テナント店舗も含めた良好な景観形成をさらに牽引する存在となることを期待する。


奨励賞

株式会社 イケ 本社工場(岸の丘町)

株式会社イケ1 株式会社イケ2 株式会社イケ3

 「ゆめみヶ丘岸和田」の愛称でまちづくりを行っている岸和田丘陵地区の工場建築である。外観は、落ち着きのある2色を基調色として用いた色彩で構成され、周辺とも調和するシンプルなデザインとなっている。敷地内には、四季を感じることの出来る多様な植物が植栽されるとともに、アイストップとなる展示物も飾られている。また、玄関ホールに展示物や椅子を配置するなど、周囲から観られることを意識した取り組みや細やかな配慮にも好感が持てる。維持管理の努力も評価でき本地区の模範となっている。

 

【一般公募部門】

都市景観賞

本町の芝邸

本町の芝邸1 本町の芝邸2 本町の芝邸3

 本建築物は、本町の歴史的まちなみ保全地区内において城下町としての趣が残る紀州街道沿いに位置する。破損個所のあった歴史的景観建築物を、昔のデザインを活かした改修としており、歴史的景観への貢献が感じられる。間口が狭く、奥行きのある敷地に隣接建物と接して建てられた形態はこの地域の建物の特徴のひとつである。本町のまちなみに溶け込み、周辺景観への規範となっている。


奨励賞

本町の近藤邸

本町の近藤邸1 本町の近藤邸2 本町の近藤邸3

 本町には城下町としての趣が残る歴史的まちなみ保全地区がある。府道堺阪南線と紀州街道の両方に面して新築された本建築物の紀州街道からのファサードは、隣接建物との連続性など、歴史的まちなみの保全に配慮している。そのほか、玄関前には鉢植えや、だんじりの駒を台にした水鉢が置かれるなど、岸和田らしさと愛着が強く感じられる工夫も見受けられ、地域の景観形成に寄与したものとなっている。


奨励賞

上町の岸田邸

上町の岸田邸1 上町の岸田邸2 上町の岸田邸3

 塔原街道沿いに建つ白色を基調とした本建築物は、低く深い軒が特徴的である。建て替えに伴い建築物を大きくセットバックすることで、圧迫感のない和モダンな建築物と灯篭や紅葉をあしらった外構が良く調和している。また、軒天や玄関扉、表札には同じ木材を使用するなど、随所に木のぬくもりを感じさせる点に好感が持てる。デザインはシンプルだが照明や植栽帯などに工夫を凝らしているところに景観への配慮が感じられ、上町地区の景観を良好なものに導く存在となっている。


Danjiri city kishiwada