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ゆめみヶ丘岸和田のまちづくりとは
ゆめみヶ丘岸和田
平成27年8月1日から31日までの間、蜻蛉池公園や道の駅愛彩ランド周辺地域の新たなまちの愛称を募集した結果、493件ものご応募があり、その中から厳正な審査を経て、これまでの「丘陵地区」という呼び名から、「ゆめみヶ丘岸和田」に地域の愛称が決まりました。
ゆめみヶ丘岸和田の位置
本地区は、岸和田市中心部から南東へ約7kmの内陸部にあって、東側に牛滝川、南側を神於山(こうのやま)山麓、西側を蜻蛉池公園に囲まれた面積約159haの区域となります。
ゆめみヶ丘岸和田のまちづくりとは...
本地区では3つの基本コンセプトの実現により、持続可能な“まち”を創ることを目標としています。
ゆめみヶ丘岸和田のまちづくりの概要
地形条件や交通アクセス・営農状況を踏まえながら、「都市整備エリア(住宅地・商業地・業務地)」「農整備エリア(農空間)」「自然活用エリア」と大きく3つのゾーンに分け、まちづくりを進めています。
ゆめみヶ丘岸和田土地利用計画図 [PDFファイル/7.09MB]
地区面積 |
約159ヘクタール |
事業区域 (概算) |
都市整備エリア:土地区画整理事業 農整備エリア:土地改良事業他 道の駅愛彩ランド:都計法による開発事業 自然保全(活用)エリア:面積約73ヘクタール |
開発の方針
・地形を活かし、豊かな自然に溶け込むゆとりのある住宅地の創造
・地域資源と有機的に連携できる企業の誘致
・農業基盤の強化と安全安心な農作物の誘致
・蜻蛉池公園や神於山との連携を考慮した自然資産の保全活用
・地区の活性化に繋がる地域コミュ二ケーションの形成
【まちのイメージ(案)】
ゆめみヶ丘岸和田の事業概要
環境や景観への配慮
本地区では、地域資源である自然や農空間をひとつの財産であると捉え、地区の自然環境を活かした開発を行うために、事業を実施する際の環境や景観への配慮事項を定めています。
そのため、丘陵地区の事業においては、環境への負荷をできるだけ軽減し、自然的要素と人文的要素を踏まえた計画を進めます。
神於山の拡張と連続性を保ちながら一体となったまちづくりを行うことで、本地区の魅力を高める事ができると考えます。
そのためにも、事業者へ過度の負担をならない範囲で法令等によらない環境影響評価の実施についてご協力をお願いします。
都市整備エリア
都市整備エリアは、平成25年度に都市計画変更により市街化区域に編入し、組合方式による土地区画整理事業を実施して宅地及び公共施設などの基盤整備を行います。さらに、既存の交通ネットワークを活かした工業系、商業系用途の区域と神於山や蜻蛉池(とんぼいけ)公園にかこまれた自然環境と共存する住宅系用途を考えています。
また、隣接する農整備エリアや自然保全(活用)エリアとの連携を考慮した立地が見込まれ、他にはない土地利用を検討しています。これらの事業を推進することで雇用の創出と定住人口の増加など主に岸和田市の山手地区の地域振興に役立てることを目指しています。
農整備エリア
農整備エリアでは、農業振興地域における土地改良事業(基盤整備)を行い、農業生産基盤の強化を図ります。
農道や用排水路の整備を行い、従前から営農している農地の農業生産力の強化と「強い農業」を牽引する担い手(規模拡大や新規就農者、農業法人)などの参入を促します。
また、「道の駅愛彩ランド」(農産物直売所)や都市整備エリアとの連携を図ることや、次世代型施設園芸など力強い農業の実現を目指します。
自然保全(活用)エリア
自然保全(活用)エリアは、神於山からの尾根筋に代表されるような景観と地域特有の風景を保全できるような緑の連続性を保全または創出します。
そのため、市民や企業等との協働による農地里山の再生や竹林の活用を行い、自然環境を再生により「フクロウ」を頂点とする多様な生態系を保全し、これらと共生するまちづくりを目指します。
魅力と活力あるまちを目指して「岸和田Green Village構想」
本地区における「都市」・「農」・「自然」が融合したまちづくりのうち、「新たに取り組む先進的プロジェクト」の総称が岸和田Greenvillage構想です。
ゆめみヶ丘岸和田まちづくり協議会
平成23年8月に丘陵地区内に土地を所有している権利者により「岸和田丘陵地区まちづくり協議会」が設立されました。
その後、平成28年8月より名称を「ゆめみヶ丘岸和田まちづくり協議会」に改め、まちづくりに主体的な役割を担い、さまざまな検討や活動が行われています。
また、まち協新聞の発行により一般会員(地権者等)への周知や、様々なイベントを通じてまちの魅力を内外に発信するなどの取組を実施しています。
ホームページ[http://kishiwadamachikyo.com/]