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丘陵地区計画の成り立ち
岸和田丘陵地区は、昭和40年頃まで泉州地域の温暖な気候となだらかな丘陵部を利用した稲作やみかんの生産地として営農が盛んな地域でしたが、関西国際空港が泉州沖に立地され、同時に国道170号(大阪外環状線)の建設が予定される状況となり、高度経済成長期の時代背景もあいまって、民間企業が分譲住宅団地やゴルフ場建設を目的とした先行買収が行われました。
その後、大阪府のコスモポリス構想が具体化され、上述の先行買収地を引き継ぐ形で大阪府、市及び民間企業の出資による株式会社岸和田コスモポリスを設立し、事業化を目指した検討が行われました。
平成16年に事業の継続を断念し、コスモポリス事業は破綻しましたが、ゼネコン等による先行買収地について協議の結果、市が無償譲渡を受け、事業継続の要否を含む計画の見直しを地元地権者と共に行うこととなり、有識者の協力のもと、「岸和田市丘陵地区整備計画基本構想」を定め、現在に至ってます。
これまでの経過
昭和60年度 | 「コスモポリス地域先端技術産業立地推進協議会」設立 |
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昭和61年度 | 「コスモポリス地域整備推進室」設立 「岸和田コスモポリス地域開発推進機構」設立 |
昭和63年度 | 「株式会社岸和田コスモポリス」設立 |
平成2年度 | 土地利用計画策定 |
平成3年度 | 用地買収に着手 |
平成8年度 | 用地買収終結 |
平成9年度 | 地区区画整理協議会設立 |
平成10年度 | 事業の見直しに着手 |
平成12年度 | 土地区画整理準備委員会設立 |
平成14年度 | 事業性判定と今後の事業方針決議 |
平成15年度 | 今後の対応方針について関係機関協議 |
平成16年度 | 民事調停の成立、「株式会社岸和田コスモポリス」解散 |
平成17年度 | 市と地権者で新たな地域整備計画の協議・検討に着手 |
平成18年度 | 学識経験者・専門家・市内公共団体・公募市民・地権者代表から構成される検討委員会を設立 |
平成19年度 | 丘陵地区地域整備計画検討委員会より「岸和田市丘陵地区整備計画基本構想」が岸和田市へ提案される |
平成20年度 | 「岸和田市丘陵地区整備計画基本構想」の説明会を実施 「岸和田市丘陵地区整備計画基本構想」を実現させるために、学識経験者・専門家・市内公共団体・公募市民・地権者代表にて構成される「岸和田市丘陵地区整備機構協議会」を設立 |
平成21年度 | 都市整備エリアの区域境界測量実施 |
平成22年度 | 岸和田市丘陵地区整備機構協議会より「岸和田市丘陵地区まちづくり基本計画」が岸和田市へ提案される。 |
平成23年度 | 地元の地権者が中心となり、「岸和田市丘陵地区まちづくり協議会」が設立され、丘陵地区のまちづくりの実現に向けたさまざまな取り組みが始まる |
平成24年度 | 都市整備・農整備の開始に先立ち、土地交換の実施のため公聴会を開催 |
平成25年度 | 農整備事業開始(予定) |
平成26年度 | 都市整備事業開始(予定) |