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【図書館発】泉州ゆかりコレクション第8弾「相馬九方(そうま きゅうほう)・土屋鳳洲(つちや ほうしゅう)を巡る学者群像」展を開催中(終了しました)

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2024年6月12日掲載

 図書館(本館)2階 郷土展示コーナーにて開催中です。幕末から明治へと政治体制が激動する時代に、岸和田の藩校・師範学校などで教鞭を執った相馬九方と土屋鳳洲の書や著書などを中心に、影響を受けた学者たち、春田横塘(はるた おうとう)・春日潜庵(かすが せんあん)・池田 草庵(いけだ そうあん)・森田節斎(もりた せっさい)などの関連資料を展示します。

ガラス展示の様子 ガラス展示の様子2

ガラス展示の様子3 ガラス展示の様子4

展示期間

令和5年12月10日(日曜日)~令和6年4月7日(日曜日)【月曜日及び祝日・12/29(金曜日)~1/3(水曜日)・1/9(火曜日)・2/6(火曜日)~13(火曜日)休館】

[開催報告]泉州ゆかりコレクション特別講演会

 講師の万代博史氏により、影響を受けあった学者との関係を、「相馬九方・土屋鳳洲関係学系図」に基づいて詳細に講演いただきました。

講演会レジュメ1 [PDFファイル/440KB]講演会レジュメ2 [PDFファイル/76KB]講演会を終えて 担当者のミニコラム [PDFファイル/504KB]

相馬 九方(そうま きゅうほう)​1801~1879

讃岐高松に生まれ、学問を重ねて京都で塾を開きます。推薦によって藩校「講習館」の教授となり、岸和田に移ります。人材を育てるとともに、政治や経済の議論を好み、儒学者の中でも行動的であったがために藩政にも関与しました。お家騒動のあおりを受け一時は投獄されるなど不遇の時代も過ごしました。墓は南町の梅渓寺にあります。

土屋 鳳洲(つちや ほうしゅう)1841~1926

岸和田藩士の長男に生まれ、藩校「講習館」で相馬九方に就いて学び、その後婿養子になります。九方の後を受けて教授となり、維新後は堺県師範学校長ほか、女学校や大学の教授を歴任し教育の振興に尽くします。私塾を開き、チベットとの交流を作った、河口慧海(かわぐち えかい)もここで学びました。岸和田城址碑(しひ)の文章も手がけています。

参考:『岸和田発見(3) 岸和田ゆかりの人』岸和田市子ども向け郷土資料編集委員会~岸和田ゆかりの人編~/編集

場所

岸和田市立図書館(本館)2階 郷土展示コーナー

主催・問合せ

岸和田市立図書館 電話(072-422-2142)

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