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【図書館発】泉州ゆかりコレクション第3弾「明治期に発行された新聞 岸和田編」(終了しました)

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2024年6月12日掲載

10月16日(日曜日)から12月4日(日曜日)まで、岸和田市立図書館本館2階郷土展示コーナーにおいて、泉州ゆかりコレクション第3弾「明治期に発行された新聞 岸和田編」を企画展示しています。120年以上前の新聞原紙などを展示します。

展示写真 展示写真 展示写真

岸和田で明治時代に発行された新聞は「白水新聞」「岸和田新聞」「岸和田實業新聞」「和泉新聞」「白水新報」「南海新聞」の6紙とされています。残存紙が極端に少ないため不明の部分も多いのですが、今回は完全な形で保存されていた3紙「岸和田新聞」「岸和田実業新聞」「白水新報」の11日分の第1面と内面の複写2面を展示します。

併せて当時の朝日新聞に掲載された岸和田ゆかりの小説「椿説打岸浪」(ちんせつきしうなみ)を紹介します。

展示写真 展示写真

貴重な資料をぜひご覧ください。

明治期に岸和田で発行された新聞 [PDFファイル/328KB]寺田兵治郎(花外)と岸和田賽業新聞 [PDFファイル/335KB]

期間

10月16日(日曜日)~12月4日(日曜日) 

午前10時~午後6時(水曜日は午後7時まで)

※月曜日及び祝日は休館 

※11月3日(祝)は文化の日のため、開館します。

岸和田新聞

明治33年9月創刊か

発行:岸和田新聞社  編集者:林 音治郎、羽田彌吉、太田 謙

発行所の住所が岸和田北23番邸→岸和田北251番邸→岸和田北50番邸、明治36年には岸和田北73番屋敷に移り、編集発行人やタイトルロゴも変更されています。

岸和田實業新聞

明治36年1月創刊か

発行:岸和田實業新聞社 編集者:中尾 閑、岡 元、加藤郭然、堀 茂平

発行所の住所が岸和田北73番邸で岸和田新聞社の最後の住所と同じである。

寺田甚与茂に誘われて「白水新聞」の寺田兵次郎が主筆を務めたとされるが「白水新聞」と「岸和田新聞」が合流して「岸和田實業新聞」になったとも考えられます。

後に販路を広げるため紙名を「和泉実業新聞」に変更しています。

白水新報

明治37年9月創刊     月3回発行

発行:白水新報社 編集者:阪影入司、堀 茂平

住所岸和田濱町72番屋敷

「椿説打岸浪」(ちんせつきしうつなみ)

小説画像

第1回~第13回 朝日新聞連載小説 明治16年2月27日~3月15日

作者名:(不記載)岡野半牧とされる

絵 師 :一梅斎芳峰(武部芳峰)

旧岸和田藩士の連載中止運動によって十三回連載されただけで未完となってしまいました。


 

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