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ともに学びつながる図書館のさき 「これからの図書館座談会・第2弾~未来の図書館、はじめましょう」を開催しました
図書館では、平成25年から、市民のみなさまや関係者のみなさまと「ともに学びつながる図書館」をテーマに、勉強会やワークショップ、視察などを重ね、実践できることから取り組んでいます。
これまでの学びや実践をより一歩前進させるため、講師に、総務省の地域情報化アドバイザーとしてもご活躍されている、アカデミック・リソース・ガイド代表取締役の岡本真氏をお招きして、「ともに学びつながる図書館のさき これからの図書館座談会」を開催しました。
第2弾 「これからの図書館座談会 ~未来の図書館、はじめましょう」
開催日 令和2年1月25日(土曜日) 午前10時10分~12時 場所 市立図書館
第1弾に引き続き、岡本氏を講師にお招きして開催しました。年代や立場によって求める図書館像はさまざまですが、それぞれのトライアルをさらにアピールしていくために、何から始めたらいいかを話し合いました。
みなさんの意見はさまざまですが、何から始めたらいいでしょう。
・自治体の財源を知る
市の決算書(図書館で閲覧できます)を見ると、岸和田市の厳しい財政状況がわかる。サービスの無駄を削る必要がある。市の出前講座を活用してみる方法もある。
・財源をかけずに考える
他市の事例では、複合施設にある図書館の使い方を施設全体で考えるワークショップを行っている。お試しにやってみる、実験するということを市民と行政が協力して取り組んでいるところもある。
・公民連携、官民連携、市民、行政がよりよくなる方法を模索する
他市の事例では、施設の1階に子どもと一緒に遊べるオープンなコーナーを作る、その際、地元家具の設置などを考える。見本品としておくと地元産業の宣伝にもなるといった取り組みを行っているところもある。
戦略的トライアルをみんなで考え、実践することが大事です。
- 他の市に出来ないことをするのがよい。
- 理論、実践、青写真を描くことが大事。難しい提言ではなく、楽しい提案書を作る感じで取り組む。
- 色々な立場の方が、いろいろな形ですでに図書館と協力しながらトライアルしているが、次年度から、全体で共有してやってみてはどうか。
- 第3弾の「これからの図書館座談会」を岸和田駅前広場でやってみませんか?次回、それぞれが考えるトライアルや、提案を持ち寄って実践を進めましょう。