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【新図書館みらいラボ発!】第1回 空間デザインラボを開催しました
産官学民共創の新図書館に向けて、動きが活発化しています。
令和3年度の市民ミーティングの継続的な取り組みとして「マジミエ図書館Zラボ」、既存の図書館のあり方もリデザインするために発足した「山直図書館みらいラボ」、そして、令和4年度新たなラボが始動します。その名も「新図書館空間デザインラボ」。
第1回目の新図書館空間デザインラボを開催しました。大阪公立大学大学院 工学研究科の院生さんと、建築分野に関心のある市民で話し合いました。
新図書館みらいラボイメージ図
第1回 新空間デザインラボ
前回の山直図書館みらいラボ会議で新図書館のデザインについて大学側から提案してもらった案件と、図書館の視察をマッチングさせ、新しい図書館の空間デザインを考えるラボとして、「新図書館空間デザインラボ」と位置づけて進めることにしました。
視察や議論を重ねながら、理想とする図書館空間を描いてみたいと考えています。目標は、11月に開催予定の図書館シンポジウムでの成果発表です。
これからのラボの過程を随時報告していきます。出入り自由の場にしたいと考えておりますので、関心のある方は、図書館までお問い合わせください。
内容
設計課題を学生に考えてもらう
敷地について-ここをモデルに検討しようというものにしたい(v1)
- 固定がいいか、複数の候補地がいいか。
- いくつか候補地を挙げて議論する。
候補地として考えられる場所はどこか(現時点でここで建設されるというものではない)
- 福祉センター前→駅とのつながりを考える
- 現地→他の敷地と同様の条件設定ができるのか考える
- その他いろいろなパターンが想定できるのかできないのか
どういう方向性を目指すのか?
図書館の規模など進め方として段階的に条件を設定していくイメージ。
学生さんから、最近5年の間に新設された図書館の事例も報告していただきました。
泉大津市立図書館
- 読書量日本一を目指している
- 家具が空間を仕切っている
- 駅前はまちづくりに展開しやすい
大宮図書館
- 駅周辺
- 地域 製糸を紡ぐ→人・まち・時を紡ぐ
- 吹き抜け・螺旋階段で人を紡ぐオープンスペース
板橋区立中央図書館
- みどりと文化
- 平和公園 樹木 日照や外部とのつながりを意識
これからの条件設定をどう進めていくのか(自由意見)
- 学生に自由に提案をしてもらう
- どんなところとつながりたいか→産業・子育て・観光など
- 候補地は現実味があるのか?もっといろいろなパターンを示してもいいのでは?
- 民間の土地など学生がイメージしやすいのではないか
- いろいろなパターンから好きなところを選ぶのか、一つのところからじっくり条件設定を進めるのか
- 敷地選びに時間をかけるのか、内容に時間をかけるのか学生の意見を尊重してはどうか
- シンポジウムの発表で複数のグループに分けて発表するのか、一つになり考えたものを発表するのかを視野に入れて検討
- 複数の候補地の方が、アイデアが生まれ面白い。
- 候補地が決まっていると誤解を招くのでは。
7月8日(金曜日)は、新図書館みらいラボの多様なメンバーで視察に行きます。学生も5名参加予定です。
次回 新図書館空間デザインラボは、7月13日(水曜日)午後6時から、オンラインで予定しています。