行財政再生プラン早急な見直しを

【問】きしわだ行財政再生プランの実施から、2年が経過したが、当初の見込額と現在までの効果額の状況について、また、平成21年度当初予算における効果見込額と再生プラン作成時の効果見込額の比較、および21年度当初予算と財政推計との比較について聞きたい。

【答】19・20年度は、概ね再生プラン通りに推移している。21年度は、再生プランのなかで実施する予定であったごみの有料化など、当初予算に反映できていないものがあり、歳入歳出合わせて約10億円の減額となっている。
　また、財政推計では、約13億円の黒字を見込んでいたが、当初予算では逆に3億円の基金を取り崩すこととなり、約16憶円のかい離が生じている。

【問】21年度は大きな収支差が発生すると予想される。これを埋めるためには、財政基盤の確立および財源の確保に対する取り組みが必要と考えるがどうか。

【答】市税のさらなる徴収率の向上を図るとともに、産業誘致の推進など新たな税収の確保に努める。また、未利用地の売却促進や資産の有効利用を図る。