定例会の概要

　第3回定例会は、8月26日に本会議を開会し、まず監査結果などの報告の後、19年度各会計決算の認定議案について、議長指名の12名の委員（下段名簿参照）からなる決算特別委員会を設置し、その審査を付託しました。続いて、市有功者の表彰について同意しました。
　また、消防本部庁舎新築工事請負契約の締結議案など18件が提案され、それぞれ関係する常任委員会にその審査を付託しました。
　同日に開かれた福祉総合センター及び周辺地域活性化調査特別委員会では、理事者から
1．新福祉総合センターの機能　2．不動産鑑定などの結果　3．開発や建築をめぐる市場の動向
について3件の報告を受けた後、各委員が報告に対する質疑を行いました。
　27日～29日に開かれた各常任委員会では、付託議案の審査や所管事項について調査を行いました。
　なお、27日の文教民生常任委員会では、市立東光保育所を民営化することに伴い、条例の一部を改正する議案第73号で、原案に対する反対討論と賛成討論があり、起立表決を行った結果、賛成多数で原案を可決しました。
　9月2日の本会議では、まず議案第73号を除く議案について、各常任委員長から審査結果の報告を受け、いずれも満場一致で可決しました。
　次に、議案第73号については、文教民生常任委員長から審査結果の報告を受け、討論が行われました。
「保育所の民営化は保育の質を引き下げ、行政の公的責任を後退させる」
という反対討論と、
「保育所の民営化は単に経費の削減を目的としたものではなく、民間活力の導入により柔軟で迅速なサービスが可能となる」
という賛成討論があり、起立表決を行った結果、賛成多数で原案を可決しました。
　続いて、教育委員の任命、人権擁護委員候補者推薦について、それぞれ同意しました。
　2日～8日に開かれた決算特別委員会では、19年度決算について、健全な財政運営を堅持し、効率的・効果的な執行がなされたかなどに主眼を置き、慎重な審査を行いました。
　10日の本会議では、決算特別委員長から審査結果の報告を受け、満場一致で認定しました。また、議員からは意見書などを提案し、可決しました。（下段中央参照）
　一般質問（2面に掲載）では、6名の議員が市政各般に対し、理事者の見解をただし、閉会しました。