市民の命を守る市民病院の今後は

記事ID：[[open_page_id]] 更新日：2009年3月3日掲載

【問】深刻な医師・看護師不足により、公立病院を取り巻く環境は悪化の一途をたどっている。
　南大阪の地域医療においても、救急指定を取り下げる病院もあり、本市市民病院への影響と地域医療を考えるべき大阪府の役割について、市の考えを聞きたい。
【答】周辺病院の内科医師の退職や救急診療の休止などが、本院医師の過重労働を引き起こしている。　府は、輪番でも救急体制がとれる病院であれば救急指定病院として位置付け、少しでも救急診療に参画する病院を増やす努力をすべきと考える。

【問】市民病院が市民の命を守り、安定して継続できる病院としていくため、市長がしっかりとメッセージを送る必要があると考える。
　市民病院に対する市長の経営理念について聞きたい。
【答】市民に良質な医療が提供できるよう、専門医療や高度医療、救急医療などを担っていくことが使命だと考える。　就任以来、私も検討を加えてきているが、さらなる経営改善を図りながら、存続できるよう一層努力する。