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【問】市は今後、徹底した合理化を進め、小さな役所、スリムな行政をめざすべきである。市の財政に大きな影響を与えている保育所を民営化する予定は。
【答】新行財政改革の実施計画に掲げている老朽施設の整備計画を策定する中で取り組んでいる。
民間活力の導入により整備を図るべき保育所や財政削減効果などを検討し、待機児童の解消と子育て支援事業の供給とともに、平成16年度末をめどに具体的な方針を示せるよう努力していく。
【問】市営葬儀の需要は、年々減少していることから、市は民間委託を行う予定であると聞いているが、どのような方法で委託するのか。
【答】業者葬はますます増える傾向にあるが、質素で費用負担の少ない市営葬儀に対する市民の愛着もあることから、市営葬儀は廃止するのではなく、その一部を民間業者に委託する。
委託の範囲は、遺族との打ち合わせ、納棺から式の進行、斎場への見送りまでを、また、委託業者は市営葬儀取扱業者として何社か登録し、その中から市民が選択する方法を、16年度の早い時期に実施できるよう考えているが、現行の市営葬儀と変わりなく利用できるものである。