80.東葛城小学校・幼稚園（東葛ふれあいファーム）の田植え風景

東葛城小学校・幼稚園では、地域のＪＡさんと共同し、東葛ふれあいファームでの農業体験が行われている。東葛ふれあいファームでは稲や玉ねぎ、サツマイモなどの作物を育てている。子どもたちはふれあい委員さんやＪＡの職員の方から、植え付けや収穫について教えてもらう。収穫された作物は、給食としていただいたり、学校に関係のある施設にもっていったりし、活用されている。児童にとって農作業を体験することや食について考えることは、食育の一環となっている。東葛ふれあいファームは学校・園と地域をつなぐ場となっている。6月の田植え体験の様子である。現代の子どもにとって田んぼの中に入り、苗を植え付ける機会は多くない。子どもたちにとって、足から伝わる感触はとても新鮮な様子である。子どもたちの賑やかな声が地域にひろがる。学校と地域の結びつきを感じる風景である。（62歳男性）

神於山の麓にある農地の一角に「東葛ふれあいファーム」がある。農業体験は非常に良い取り組みで、子ども達にとっても貴重な体験であり、いい思い出となるだろう。学校と地域の繋がりが感じられるひとの営み景観である。