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23.久米田寺へ続くみち
久米田寺へ続くみち
写真・位置図 |
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池尻町 詳しくは地図情報配信サービスの「景観・公園情報マップ」→「景観資源マップ」よりご覧ください。 |
エピソード |
久米田寺には子供の頃から何度もお参りさせてもらっていますが、いつも山門や駐車場から(つまり久米田池側から)境内に入っていました。そのため、このような趣のある「みち」が池の反対側にあったことを最近までは、まったく知りませんでした。趣味のクラブの先輩にこの道を教えてもらいましたが、清楚で、ちょっとミステリアスな雰囲気がとても印象的で、すぐに私のお気に入りの場所となりました。また、狭い道なので、知らない人同士でもすれ違う際には声を掛け合っていることも、私が気に入っている理由です。(応募者:64歳/男性) |
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講評 |
光明塚古墳(市史跡)の脇を通り過ぎたところから久米田寺へと誘う路地は、ゆるやかにカーブを描きながら数十メートル続く。その両側は瓦葺の白い塀が流れるように連なり、塀越しには久米田寺の黒い雄大な大屋根が現れる。静寂と和風情緒に包まれ、文化財の集積する本エリアにあって、不思議で趣のある景観が演出されている。 |
※ タイトル及びエピソードは応募原文のままとしています。また、時間の経過により、指定当時の状況から変化しているものもあります。
※ これらの景観資源は地域住民等により保全されていますので、訪れる際は社会的ルールを守り、景観への配慮をお願いします。