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歴史・文化を活かした市街地形成
地域の特性を活かしたまちづくりを進めるため、歴史・文化を守り、育てる市街地形成を行っています。
岸和田城の西側に位置する本町地区は、紀州街道を中心に本瓦葺き・中二階・出格子で構成される建築物が数多く残っており、かつての城下町としての趣きを保っています。
この本町地区を平成5年に、“歴史的まちなみ保全地区”に指定するとともに、歴史的に趣きのある建築物を“歴史的景観建築物”として35件指定しました。
岸和田市は、歴史的なまちなみを保全・活用し、良好な市街地を形成するため、地区内で行われる団体活動や建築等の行為を支援しています。
歴史的まちなみを守る市民活動への支援
歴史的なまちなみを守り、歴史や文化を活用し、魅力あるまちづくりを目指す“本町のまちづくりを考える会”の活動を支援しています。
歴史的まちなみを守るための家屋修景への支援
建物の新築・改築等を行われる際には、まちなみと調和のとれた建築物となるよう、行為の申出を提出いただき、協議を行っています。
平成5年より、紀州街道沿道を中心に、家屋修景に対する助成も行っています。
毎年、地域内の方々のご協力のもと、歴史的な建築物の保全が図られるとともに、まちなみの連続性が高まっています。
これからも、歴史的まちなみの保全に関して、みなさまのご理解とご協力をおねがいします。