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令和5(2023)年度の主な国際交流

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2024年7月14日掲載
  1. 青少年海外派遣事業
  2. 文化視察団受入事業
  3. ソウルマラソン選手派遣事業

1.サウスサンフランシスコ市へ岸和田市内の青少年を派遣しました

令和5年度岸和田市青少年海外派遣事業で、姉妹都市である米国カリフォルニア州サウスサンフランシスコ市に岸和田市内の青少年15名を派遣しました。現地では、岸和田市を広く紹介するとともに、生活体験や地域の人々との交流を通じて国際感覚を養い、国際化の一翼を担う人材の育成をはかることを目的として、視察やホームステイをしました。

事前研修・岸和田市長表敬訪問

岸和田市についてや派遣のための心得、英語でのコミュニケーションも練習する事前研修を行いました。事前準備や現地で披露する合唱やダンスの練習を通して派遣生の仲も深まります。

 

ダンスの練習

研修の様子

合唱の練習

合唱の練習

そして出発に先立ち、8月3日に派遣生が岸和田市長を表敬訪問しました。
永野市長が「皆さんの友情・笑顔が両都市の交流に繋がります。前向きに取り組み、力の限り交流してもらいたいと思います。頑張ってきてください」と派遣生に激励の言葉を送ります。

 

永野市長

永野市長

派遣生

派遣生

派遣生を代表して亀井彩絵さんが「岸和田市の代表であるということを心に留め、現地で仲間と協力し合い、有意義な時間にできるように努めていきます」と派遣に対する抱負を述べました。

 

派遣生代表の挨拶

派遣生挨拶

そして最後に派遣生は現地で披露する「Beauty and The Beast」を英語で歌唱し、ちきりくんも応援に駆けつけました。

 

合唱を披露する派遣生

合唱を披露する派遣生

応援に駆けつけたちきりくん

駆けつけたちきりくん

ちきりくんと自撮りで記念撮影ちきりくんと撮影 記念撮影記念撮影

サウスサンフランシスコ市訪問

当初、8月15日から22日までの8日間を予定していた派遣ですが、台風7号の影響により予定の航空便が欠航になったことで、1日遅れての出発となり8月16日から22日までの7日間の滞在となりました。

派遣生はホストファミリーや現地の高校生たちと交流し、同市の方々との友好を深めました。また異文化に触れることで国際感覚を養うとともに、現地の方々に日本の文化や岸和田市の紹介をしました。

 

ホストファミリー対面式

ホストファミリー対面式

ホストファミリーとの交流

ホストファミリー対面式

現地では、サウスサンフランシスコロータリークラブによるサポートのもと、市内各所を視察、訪問しました。17日(現地時間)には、市庁舎を訪れ、ブエノフローラ・ニコラス市長を表敬訪問しました。市長は「みんなはそれぞれの大きなキャンバスに何でも描くことができる。可能性を無駄にせず色々なことにチャレンジをしてほしい。そして、自分だけの絵を描いてほしい」とおっしゃり、その言葉に派遣生ひとりひとりが感じ入る様子でした。

サウスサンフランシスコ市長表敬訪問

ニコラス市長と派遣生

サウスサンフランシスコ市庁舎

サウスサンフランシスコ市庁舎

 

また、市内の施設や企業も視察しました。Red & White Fleetゴールデンゲートベイクルーズでサンフランシスコのランドマークを目にし、フィッシャーマンズワーフ散策では現地の空気を肌で感じました。エル・カミーノ高校では、現地高校生との交流の時間を持ち、警察本部では、警察車両、射撃場や留置場、指令室などを見学しました。消防署本部では各施設の案内や、日本とは形もサイズも異なる消防車や救急車を見学し、職員の方からは誇りを持ち職務にあたっているとお話を伺いました。ロータリークラブや姉妹都市協会主催の歓迎会では、折り鶴を現地の皆さんと一緒に折り、だんじりの法被を着て『南中ソーラン』の踊りを披露し、全体パフォーマンスは『Beauty and the Beast』の歌唱と『ヘビーローテーション』の踊りを披露し、現地の方から大きな拍手をいただきました。

 

フィッシャーマンズワーフ

クルーズ乗り場

ゴールデンゲートベイクルーズ

ゴールデンゲートブリッジを背景に撮影

エル・カミーノ高校

現地の高校生と撮影

警察署

白バイに跨る派遣生

消防署

消防署で記念撮影

折り鶴を披露

折り紙を披露する派遣生

合唱を披露

合唱を披露する派遣生

 

南中ソーランを披露南中ソーランを踊る派遣生

踊りを披露踊りを披露する派遣生

帰国・市長報告会

22日(日本時間)に全員元気に帰国し、26日には永野市長へ派遣の成果を報告しました。船橋団長は「派遣団の皆さんが、一定のルールを守り、無事にプログラムをこなし、全員無事に帰国できましたことに安堵しております。本事業実施に向け準備いただいたご関係皆様方のご尽力に感謝申し上げます。」と述べた後、スケジュールに沿って、派遣団が現地で体験したことを派遣生の様子を交えて報告しました。

続いて、派遣生ひとりひとりが市長へ派遣で得た感想を述べました。15人それぞれが現地での体験を通して、感じたことや気づき、決意など、しっかりと自分の気持ちを表現し、サウスサンフランシスコ市の方々との交流で受けたおもてなしに感謝しました。また、岸和田市とサウスサンフランシスコ市の友好がより一層深まることを希望しました。

その後、派遣生代表の竹内夕珠さんはこの派遣を通して、ホストファミリーや現地の高校生との交流、そして派遣生と出会ったことなど、人との繋がりを大切にしたいという気づきがあったと総括を述べました。

報告会に出席した市職員は、今回の経験をこの先の糧にしてほしいと派遣生に言葉を贈りました。また、永野市長も無事の帰国をうれしく思う、派遣の経験を将来に活かして、これからも積極的に国際交流に参加してほしい、と派遣生を励ましました。

報告会の後は、今回の派遣事業を振り返る事後研修が行なわれました。

市長報告会
市長報告会 団長報告
市長報告会 市長報告会

 

この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。

2. 韓国ソウル特別市永登浦区の文化視察団が岸和田市を訪問しました

令和5年度文化視察団受入事業で、10月31日から11月2日の間、姉妹都市である韓国ソウル特別市永登浦(よんどんぽ)区より、永登浦芸術人総連合会のカン・グァンイル理事長、永登浦書道協会のイ・スンジン会長、永登浦区総務部文化体育課文化芸術チーム主務官のユ・ミンヒさんが岸和田市を訪問しました。

到着日には岸和田城とだんじり会館を視察後、永野市長を表敬訪問しました。永野市長は6年ぶりとなる文化視察団の訪問を歓迎し、視察団の方がどういった作品を制作されるのかなどを質問しました。また、岸和田市の特色なども紹介し、滞在中にその魅力を堪能していただければ、とお話ししました。

カン理事長は、コロナ禍で途絶えていた交流が再開したことを大変うれしく思い、また文化芸術を通して両市の友好関係がさらに深まると思います、とお話しされました。

 

永野市長とカン理事長

カン理事長と永野市長

イ会長と永野市長

イ会長と永野市長

市長表敬訪問 岸和田城

11月1日には岸和田市文化協会の皆さんと親睦を深め、日本の文化・芸術に触れるため、神戸の劇場型アクアリウムatoa、神戸海洋博物館、神戸北野異人館街を見学しました。視察団の皆さんと文化協会の皆さんは言葉の壁など無いかのように打ち解けられ、また将来必ずお会いしましょうとお話しされていました。

 
神戸海洋博物館 神戸atoa

2日には、カン理事長に第74回岸和田市市展受賞作品展・韓国ソウル特別市永登浦区文化芸術作品合同展覧会開会式でご挨拶をいただきました。カン理事長、イ会長には波積副市長、倉田市議会副議長、岸和田市文化協会平松会長、市展委員会仲村副委員長と共に、テープカットもしていただきました。合同展覧会ではご自身の作品の解説をしていただきました。また、岸和田市市展受賞作品の解説を受けながら、来場者の皆さんとも交流されました。

 
展覧会の様子 テープカット
展覧会の様子 イ会長の作品と

この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。

​3. ソウル国際マラソンに選手を派遣しました

2023年3月15日から18日まで

3月17日に開催された、2024ソウル国際マラソン大会に姉妹都市である韓国ソウル特別市永登浦区(よんどんぽく)より招待を受け、市民ランナーの田端選手と黒田選手の2名を派遣しました。

 15日午前中に関西空港を出発後、ソウルに到着して間もなく、永登浦区庁にて、区庁長はじめ区関係者を表敬訪問しました。

 
区長表敬
​永登浦区庁表敬訪問
区長と
区長と岸和田市派遣選手

マラソンレース前日の16日午前は永登浦区陸上競技連盟の方の解説でマラソンコースの視察し、午後は仁寺洞、景福宮を散策しました。

 
景福宮景福宮         景福宮
景福宮

レース当日の17日には、永登浦区庁、陸上競技連盟の方々のあたたかい応援とサポートを受け、田端選手、黒田選手ともに自己記録を更新され、無事に完走しました。

 
スタート地点
スタート地点

ゴール後
ゴール後

18日午後、両選手は関西空港に無事帰国しました。「永登浦区では区職員や陸上競技連盟の方によくサポートしていただき、よい交流ができました。来年は岸和田市に選手が派遣されることを楽しみにしています」と派遣の感想を話されました。

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