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平成28(2016)年度の主な国際交流
1. サウスサンフランシスコ市の高校生が岸和田市を訪問しました。(2016年5月31日から6月6日まで)
2. サンフランシスコマラソン2016に選手を派遣しました。(2016年7月29日から8月4日まで)
3. 韓国ソウル特別市永登浦区へ文化視察団を派遣しました。(2016年9月26日から28日まで)
4. 第24回泉州国際市民マラソンに姉妹都市からランナーが参加しました。(2017年2月16日から2月21日まで)
1. サウスサンフランシスコ市の高校生が岸和田市を訪問しました。
2016年5月31日から6月6日まで
姉妹都市である、アメリカ合衆国カリフォルニア州サウスサンフランシスコ市より、青少年訪問団20名が岸和田市を訪問しました。到着翌日の6月1日には、岸和田市役所を訪れ信貴市長を表敬訪問しました。そして、岸和田市国際親善協会の交流プログラムを通して、岸和田の歴史を学びました。2日の市立産業高校の訪問では、授業やクラブ活動に参加して日本の学校生活を体験しました。そして3日に訪問した山直南こども園では、子どもたちとのふれあいを通して言語や文化、世代を超えた交流をしました。
4日には、岸和田市内の高校生が中心となって計画された青少年受入交流事業のアクティビティに参加し、高校生同士の親交を深めました。また、岸和田東ロータリークラブ創立40周年記念祝賀会に出席し、歌を披露しました。滞在期間中はホームステイをして、日本語に触れながら日本とアメリカの生活や習慣の違いを体験し、異文化を学び、家族の一員として交流を深めた後、再会を誓って帰国の途に就きました。
5月31日 マドカホールでホストファミリーと対面しました。訪問団を代表して、団長のミシェル・エバンスさんが受け入れに対する感謝の意を述べられました。
6月1日 信貴市長を表敬訪問し、生徒代表のステファニー・ロメロさんが挨拶をしました。
岸和田市国際親善協会の交流プログラムで、岸和田市の文化と歴史を学びました。
歓迎夕食会では、日本語と英語で歌を披露しました。歌の終わりには、本市も被災地の復旧支援を行っている熊本、大分の皆さんへ温かいメッセージを送りました。
6月2日 産業高校生たちと交流し、授業やクラブ活動にも参加しました。
6月3日 山直南こども園では、園児たちから大歓迎を受け、先生方からは和太鼓の叩き方を習いました。
東大寺大仏殿では、大仏尊像を興味深く見学し、鹿とのふれあいを楽しみました。
6月4日 岸和田市内の高校生が中心となって計画されたアクティビティに参加し、親交を深めました。
岸和田東ロータリークラブ創立40周年記念祝賀会に出席し、歌を披露しました。
6月6日 ホストファミリーの皆さんへ感謝をこめてサンクスパーティーを開きました。ありがとうございました。
ホストファミリーの皆さんに見送られ、岸和田での思い出をたくさん持って帰国の途に就きました。
この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。
2. サンフランシスコマラソン2016に選手を派遣しました。
- 2016年7月29日から8月4日まで
- 姉妹都市であるアメリカ合衆国サウスサンフランシスコ市へ、岸和田市陸上競技協会所属の田中 啓介(たなか けいすけ)選手を派遣しました。滞在中は、7月31日開催の「サンフランシスコマラソン2016」に出場する他、ホームステイや、現地視察などをとおして、市民相互の友好を深めました。
- 出発に先立ち、7月8日に田中選手が信貴市長を表敬訪問しました。岸和田市体育協会 室田 光重(むろた みつしげ)会長、岸和田市陸上競技協会 金納 英彦(きんのう ひでひこ)会長、上林 乙雄(かんばやし おつお)副会長も同席されました。
- 信貴市長は、「岸和田市の代表に選出され、おめでとうございます。本市の姉妹都市のサウスサンフランシスコ市では、多くの方と親しく交流し両市の友好をさらに深めていただきたいと思います。暑い日が続きますが、派遣まで体調管理に気をつけ、頑張って走ってきてください。」と激励しました。
- 信貴市長表敬訪問 市長の激励を受ける田中選手
- 7月29日に関西国際空港を出発し、サウスサンフランシスコ市へは日付変更線をこえた同日に到着。現地では受入れの調整を進めて下さったサウスサンフランシスコ市姉妹都市委員会のフランク・マッコウリー会長のお出迎えを受け、交流が始まりました。7月31日のマラソン大会までは、コースの下見や、姉妹都市委員会主催のレセプションなどを通じ親交を深めました。
マラソン大会では、3時間50分26秒の記録で見事に完走。レース後は、日本人ランニングクラブとの交流会に参加しました。この日からマッコウリー会長宅でのホームステイも始まり、日本とは異なるライフスタイルでの生活や、互いの価値観に触れ、国際理解を深めることができました。
大会翌日には、サウスサンフランシスコ市庁舎を訪れ、リチャード・ガルバリーノ前市長(市議会議員)を表敬訪問し、信貴市長からの親書と記念品をお渡ししました。その後は現地の視察などを通して関係者・市民の皆さまと友好を育み、8月4日無事に関西国際空港に到着しました。
- 姉妹都市委員会レセプション ゴールした様子
- 市庁舎を訪問 お世話になった皆さんと一緒に
- この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。
3.韓国ソウル特別市永登浦区へ文化視察団を派遣しました。
- 2016年9月26日から28日まで
- 姉妹都市である韓国ソウル特別市永登浦区(よんどんぽく)へ、文化交流のため岸和田市文化協会長と随行を派遣しました。視察団は9月26日に初日を迎えた第20回木蓮展の開幕式に出席、滞在中は文化芸術関係者と交流等を行いました。木蓮展には、岸和田市文化協会員の各部門の作品と永登浦区の作品が合同展示されました。
- 木蓮展の開幕式に先だって永登浦区(よんどんぽく)区庁長を表敬訪問し、永登浦芸術人総連合会理事長など関係者と会談しました。
永登浦区(よんどんぽく)区庁長(左)と岸和田市文化協会会長(右) 木蓮展開幕式(テープカット)
この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。
4.泉州国際市民マラソンに姉妹・友好都市のランナーを招待しました。
2017年2月16日から21日まで
2月19日に開催された第24回泉州国際市民マラソンに、姉妹都市のアメリカ合衆国カリフォルニア州サウスサンフランシスコ市から、ロイド・スティーブン・マン選手とタミー・スザンヌ・ダールストロム随行、同じく姉妹都市の韓国ソウル特別市永登浦区から、金 基 鎬 (キム キ ホ)選手と柳 承 よぷ(*)(ユ スン ヨプ)随行兼選手を招待しました。 滞在中、選手たちは、マラソンコースの下見や歓迎会に参加するなど、市民の皆さんと友好を深めました。
2月17日には信貴市長を表敬訪問しました。信貴市長は「マラソン大会での活躍をお祈りします。また、短い滞在期間ではありますが、多くの市民と交流し、地元に戻った際には岸和田市での経験を広くお話しいただき両都市の友情の架け橋となっていただければ幸いです。」と挨拶しました。
マラソン大会は快晴に恵まれた中、今大会の実行委員長である信貴市長の号砲によりスタートがきられました。市内では、消防岸城分署前で国際交流団体をはじめ、市民皆さまの賑やかな声援の中、選手たちは力強い足取りで、次々と走り抜けていきました。その後、りんくうのゴール地点では、関係者が到着を見守る中、3選手とも見事に完走しました。
マラソンコース下見(スタート地点) マラソンコース下見(モンスターブリッジ)
市長表敬訪問 市内国際交流3団体による歓迎会
市内国際交流3団体による歓迎会 レセプション
レセプション(姉妹・友好都市招待選手を代表し挨拶するロイド・スティーブン・マン選手)
マラソン大会(スタート前、気合いを込める選手) マラソン大会(スタート前)
マラソン大会(スターターを務める信貴市長) マラソン大会(ゴール後、互いを称えあう選手)
* 柳 承 よぷ(ユ スン ヨプ)随行兼選手 の「よぷ」の漢字は「火」偏に「華」です。
この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。