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令和3年度 アウトリーチ ~きしわだアートプロジェクト~ を実施しました
岸和田市内の幼稚園4・5歳児クラス・小学1年生に演劇のプロフェッショナルを派遣し、令和3年度アウトリーチ事業「仮面人の探しもの」を実施しました。
4年目になるこの事業は、楽器の音やパントマイムを通じて、様々な表現の仕方や想像力を学んでもらう全2回(2日間)のプログラムになっています。
しかし今回は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、1日目は園・学校の先生がナビゲーターとなり工作を行い、2日目に初めて劇団の方々と一緒に活動する形となりました。
先生たちからも「子ども達の楽しみができてよかった」「次回もぜひ参加したい」と嬉しい感想を沢山いただき、大盛況のうちに終了しました。
実施幼稚園・小学校 |
参加者 |
参加人数 |
実施日時(2日目) |
岸和田市立新条幼稚園 |
ほしぐみ (4・5歳児クラス) |
27人 |
12月3日(金曜日) 10時00分~10時50分 |
岸和田市立山直南小学校 |
1年1組 |
24人 |
12月3日(金曜日) 13時30分~14時15分 |
講師4人(一般社団法人 毛帽子事務所)
実施内容 <1回目>
工作キットを使用して仮面作り
仮面人から、お祭りの招待状が届き、小包(工作キット)・クレヨン・のり・ハサミなどを使って「カラフルかめんまつり」で必要な仮面を作ってもらいます。
先生が仮面人からの招待状を読み上げると、子ども達は大喜び!
それぞれの個性が生かされた仮面が出来上がりました。
実施内容 <2回目>
(1)体験「顔以外を動かしてみる体操」
まずは、緊張をほぐすために身体全体を使って様々な動きをします。
その後、両腕、肩、首、胸、背中、お尻... 講師の動きの真似をして、子ども達はしっかり体操してくれます。
「背中はどうすれば動かせるかな?」
緊張がほぐれてきたのか、子ども達の表情が和らいだように感じました。
(2)発表「みんなでポーズを作ろう」
自分で作った仮面をつけながら、顔以外の身体を使って好きなポーズの練習をします。
講師の「せーの!」という掛け声に合わせて、みんな一斉にポーズ。
練習したポーズを発表しようとしていると...なんと仮面人が登場!
ビブラスティックの合図に合わせてポーズをとり、仮面人に見てもらいました。
(3)体験「楽器の音に合わせて動いてみよう」
講師が4種類の楽器を鳴らし、仮面人がその音に合わせて様々な動きをします。
楽器の種類やスピードに合わせて、ゆっくり歩いたり、早く歩いたり、ジャンプしたり、ポーズをとったり、行ったり来たり・・・・。
仮面人のマネをしながら、子ども達も楽しそうに動いていました。
(4)体験「椅子を使ってやぐらを作ろう」
子ども達が座っていた椅子で円形を作り、カラフルな布を被せてやぐらを作ります。
みんなで協力して円形を作り布を被せて...カラフルなやぐらが完成!
(5)体験「やぐらの周りで音楽に合わせて踊ろう」
次は、楽器の音に合わせて、やぐらの周りを動きをします。
音と動きの変化に馴染んできたら...ミュージックスタート!
歩くテンポが変化してギターが入り、クリスマスソングに合わせてみんなで踊りました。
仮面人から子ども達へ、スケッチブックに書いたメッセージでお礼を伝えます。
メッセージが、白黒からカラーに変わるカラクリに子ども達は大喜びし、アウトリーチは終了しました。