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岸和田城庭園(八陣の庭)保存活用計画
岸和田城庭園(八陣の庭)保存活用計画を策定しました。
本計画は、国指定名勝岸和田城庭園(八陣の庭)が有する価値を確実に継承していくために、基本的な方向性と長期的な保存・活用の指針を示したものです。本庭園は、庭園研究家であり作庭家でもあった重森三玲(しげもりみれい)氏によって昭和28年に作庭された枯山水庭園で、石組のテーマとなっている「八陣法」には、平和を念願とする意味が込められています。また、360度どの方向からも鑑賞できること、さらに昭和29年に建築された岸和田城天守閣からも俯瞰的に鑑賞ができることを特徴としている、日本の庭園史上類をみない独創的な庭園です。本計画により、城下町である岸和田のもつ歴史・文化等を守り、郷土への愛着を育むことで、岸和田城庭園(八陣の庭)と岸和田城をよりよい形で後世へ伝えていくことをめざします。
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