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貯水槽水道における停電断水時の対応について

印刷用ページを表示する 2019年8月14日掲載

停電が起きると・・・

電力を必要とするポンプを使用して給水しているマンションなどの施設は、停電が起きると断水します。ただし、発電・蓄電設備を設置している施設は除きます。

給水方式イメージ図

停電時、直結増圧式、加圧ポンプ式で給水している施設は断水します。高置水槽式の場合、高置水槽内の水は自然の力(自然流下)を利用して給水するため使用できますが、高置水槽の水がなくなると断水します。

災害(地震や台風など)で長時間にわたる停電断水があった場合の対応

貯水槽式で給水している施設は、貯水槽内の水を利用できます。応急給水する際、設置者(管理者)は次のことに留意してください。

マーク施設に異常がないことを確認してください。

検査のイメージ図

施設の破損ケ所、冠水・水没または一部水没の有無、水槽内の異物、汚染物混入の有無を点検してください。異常があれば飲用しないよう利用者に周知し、飲用以外の用途に利用してください。

マーク 貯水槽内の水質に異常がないこと(水の色・濁り・残留塩素の確保)を確認してください。
貯水槽内の水が数日以上経過している場合は、残留塩素が消失しているおそれがあるため、必ず残留塩素を確認してください。
水質検査イメージ図マーク03色・濁りに異常がなく、残留塩素が確保されている場合は、飲用として使用できます。
マーク03色・濁りに異常、または残留塩素が確保されていない場合は、飲用しないよう利用者に周知し、飲用以外の用途に利用してください。

マーク貯水槽内の水を使用するときは、貯水槽の水抜き管または使用可能な貯水槽付近の蛇口から採水してください。

水抜き管イメージ図

貯水槽内にバケツやホースを入れてしまうと、バケツなどの汚れにより飲用として使用できなくなります。

   

残留塩素の有無の確認はどうするの?

残留塩素がある水にDPD試薬を加えると、残留塩素の量に応じて桃~桃赤色に発色します。
この反応を利用して測定する方法がDPD(ジエチルパラフェニレンジアミン)法で、比色タイプの測定器や使い捨てのものなどがあり、発色した色と比色板の色を比べて濃度を測定します。詳しい操作方法については取扱説明書にしたがって測定してください。ホームセンターや通信販売で購入できます。

残留塩素有無のイメージ図

マーク02停電時、水道本管が断水していない場合は、直結直圧式の給水栓(散水栓など)から水道水を使用できます。直結直圧式の給水栓を確認しておいてください。直結方式給水栓のイメージ図

停電復旧後の対応

マーク01停電復旧後、施設・貯水槽内の水質に異常がないことを再度確認してください。
水質に異常が認められた場合は、水の入れ替え、水槽の清掃等を実施し、水質の異常が解消したことを再確認したうえで使用してください。
マーク01初めて水を流す時は蛇口からしばらく水を出し、きれいな水になってから使用してください。
水道管内に入り込んだ空気や水圧の変化などにより、濁り水が出る場合があります。濁り水のまま使用すると、電気温水器やガス給湯器、浄水器、洗浄機能付きトイレなどの器具が故障する原因となることがありますので、他の蛇口できれいな水が出ることを確認してから使用してください。

赤く濁った水が出るとき

原因:水道管内に付着した鉄錆が原因です。
水道管に鋼管が使用されているときや継手などの一部に鉄製の材料が使用されていると、鉄が酸化されて錆び、その鉄錆が水圧の変化などにより赤水となって出てきます。赤水が出るときは、飲用は避けるようにし、しばらく流してから使用するようにしてください。

赤水イメージ図
安全性:万一、鉄による少量の赤水を誤って飲んでしまったとしても、鉄分は人体への吸収率が低く大部分が排出されるため、特に心配はありません。

白く濁った水が出るとき

原因:水道水に溶け込んだ空気が原因です。
水道管内の空気をポンプが吸い込んで給水すると、白い水が発生することがあります。

白水イメージ図
安全性:空気によるものなので心配はありません。

マーク02水道本管の断水復旧後は、屋外の給水栓などでしばらく水を出してきれいになったことを確認してから、受水槽内に水を入れ使用してください。

災害に備えて

◆緊急時の対応について、手順や関係機関への連絡体制などを整備しておいてください。
◆水質異常や断水などがあった場合、利用者への周知方法を決めておいてください。
◆飲料水を備蓄しましょう。
  目安:1人1日3リットルを3日分
◆災害に備えて必要な施設整備を行ってください。
  例)下図参照

施設整備のイメージ図

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