報道発表「人命救助協力者感謝状贈呈式及び火災予防広報ツール貸与式を実施します」

概要

　心肺停止の傷病者の人命救助にあたった郵便局職員に対し、感謝状贈呈式を行います。
　併せて、住宅用火災警報器の設置促進のため、岸和田郵便局様のご協力のもと、車両貼付用マグネットシートの貸与式を行います。

詳細

感謝状贈呈式

　令和6年3月19日（火曜日）、岸和田市内において、送別会中の郵便局職員（男性）が突然倒れる救急事案が発生しました。その場に居合わせた同僚が声を掛けましたが反応がなく、呼吸もしていなかったため、他の同僚に119番通報を依頼し、同僚と交代しながら胸骨圧迫を実施しました。先着した消防隊に胸骨圧迫を引き継ぎ、消防隊がAEDで電気ショックを実施。後着した救急隊が引き継いだ時には男性の心拍は再開していました。

　その後、男性は救急隊により病院搬送され、一命をとりとめ、令和6年4月10日（水曜日）に軽快退院し社会復帰に至りました。

　以上のことから、同僚の郵便局職員の的確な判断及び勇気ある行動に対して、消防協力団体として岸和田市消防長から感謝状を贈呈します。

• 日時：５月１日（水曜日）午前10時～10時20分　　

• 場所：消防本部４階（上松町）

​​火災予防広報ツール貸与式

　令和５年度に本市企画課・予防課が連携し、住宅用火災警報器の設置促進のため、企業の車両に貼付する広報マグネットシートを作成しました。

　この度、企画課公民戦略連携デスクの調整のもと、岸和田郵便局様のご賛同、ご協力を得られたため、広報活動の一翼を担っていただくにあたり、広報ツールの貸与式を実施します。

　上記式典後、岸和田城へ移動し、郵便局「ポスくま」、岸和田消防「きしぼう」のマスコットキャラクターたちを交え、郵便車両等にマグネットシートを貼付する記念撮影会を実施します。

　今回の郵便局と消防での広報活動の連携自体が全国的に珍しいケースと思われます。
　また、上記広報活動以外にも、岸和田市内の郵便局にて住宅用火災警報器の販売を予定しており、現在調整中ですが実現すれば全国初となる取り組みとなります。住宅火災での死者の多くが高齢者であり、また、郵便局の利用者の多くが高齢者であることから、郵便局での住宅用火災警報器の販売により、住宅火災での死者の低減に繋がるものと考えられます。

貸与式

• 日時：５月１日（水曜日）午前10時20分～10時40分　　

• 場所：消防本部４階（上松町）　

撮影会

• 日時：５月１日（水曜日）午前11時～11時30分　　

• 場所：岸和田城付近（岸城町）　

問合せ先

消防本部予防課　電話：072－426－8604