本文
改めて考えよう、コロナ差別
改めて考えてみませんか、コロナ差別
3度目の緊急事態宣言が延期されることになりました。もはや、感染は誰にでもありえる状態になっています。
これまで以上に、一人ひとりの意識や行動が大切であることを、誰もが理解し、できる対応をしていることでしょう。しかし、感染者数等の報道があるたびに、恐怖や不安が募ります。
恐怖や不安があるからこそ、もう一度、「人」との関わり方について考えてみませんか。
いろいろな人がいるなかで
今、私たちのまわりには様々な状態の方がいます。そして、誰もが、その当事者になる可能性があることを理解する必要があります。
感染していない人、感染していても無症状の人、治療中の人、治療を終えた人、感染した人と接触した人、濃厚接触者とみなされた人、濃厚接触者と接触した人、…。他にもあるかもしれません。
はたして、人がどの状態にあるのか、すぐにはわかりません。
たとえ、わかったとしても、刻々と状況が変わっていくので、その時々で、その人の置かれた状況にあわせた対応が必要です。
今、できること
まわりの人に対して、理解や見守り、支援をしようとする気持ちが大切ではないでしょうか。
個人の判断で、相手の行動を制限したり、自粛を求めたりすることは、相手の人権を侵害することにつながることにも意識を向けていきたいですね。
この機会に、厚生労働省などが提供する確かな情報をもとに、人との関わり方を考えてみましょう。
必要なことは、何でしょう?
関わり方の一例を紹介します。 ※厚生労働省のホームページを参考にしています。
発熱や咳などの症状がある人に対して
医療機関を受診するように助言しましょう。自己判断をせず、まずはかかりつけ医等の身近な医療機関に電話で相談するよう促しましょう。
仕事や学校を休み、会食は控えるように伝えましょう。休むことへの理解を示すなど、サポートをこころがけましょう。
濃厚接触者と判断された人に対して
保健所の指示に従うように伝えましょう。
感染している可能性があることから、感染した人と接触した後14日間は、健康状態に注意を払い、不要不急の外出は控えるように伝え、必要な支援に努めましょう。
濃厚接触者と判断されたが、Pcr検査の結果、陰性だった人に対して
感染した人と接触した後14日間は不要不急の外出を控える必要があること、保健所の指示に従う必要があることを理解して、見守りましょう。
感染がわかった人に対して
安心してもとの生活に戻れるように、理解を広めていきましょう。