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【講座レポート】グッスリ眠れてスッキリ目覚め 睡眠の質を高めてパフォーマンスUP!講座
グッスリ眠れてスッキリ目覚め 睡眠の質を高めてパフォーマンスUP!講座
グッスリ眠れてスッキリ目覚め 睡眠の質を高めてパフォーマンスUP! チラシ [PDFファイル/398KB]
講座レポート
睡眠について興味のある方が多く、今回40人を超える方にご参加いただきました。
1.健康の3つのバランス
2.日本の睡眠の実情
3.睡眠負債が危ない
4.睡眠のメカニズム
5.いい眠りの9STEP
について、グループワークを交えながらお話いただきました。
1.健康の3つのバランスは1睡眠2栄養3運動であり、睡眠は運動と栄養の土台となり大切である。
2.日本人の平均睡眠時間は経済協力開発機構の加盟国約30カ国で最下位。ガラケーよりスマホの普及が増えた2013年から18歳以下の睡眠クリニックの受診者数が年々増加しているそうです。睡眠時間と死亡リスクの関係を表すグラフでは、男女とも7時間睡眠が一番リスクが低くなっていました。
3.日本人の睡眠負債による損失は一人当たり人生で約900万円。睡眠負債が蓄積している人の特徴は、寝つきが早すぎる(8分以内)、休日は平日より2時間以上長く眠る、電車の座席や車の助手席、ソファーやお風呂などでうたた寝をするなどがありました。睡眠負債で失う5つは、1仕事の効率 2健康 3人間関係 4チャンス 5明るい未来 というお話は冷や汗ものです。睡眠が変われば人生が変わります。社員の健康が会社を支えているということで、アメリカの大企業では、睡眠管理を導入しているそうです。
4.睡眠のメカニズムも教わりました。睡眠パフォーマンスは「時間」と「質」の掛け算!ということで、時間だけでなく質を高めることも大切です。
5.以下の「いい眠りの9STEP」で、睡眠の質を向上しましょう。
・朝、最低30分以上日光を浴びる。
・昼寝は午後2時まで20分以内、イスに座って寝る。ベッド、ソファはNG。
・筋トレ、激しい運動は夕方まで。それ以降の場合はストレッチでケア。
・夕食、アルコールは寝る3時間前まで
・寝る1時間前に入浴を終える。40℃前後のお湯で15分以上。
・寝る1時間前にはスマホ、PCを手放す。
・寝る時はパジャマに着替える。休日でも起きたら着替える
・ベッドでスマホやビデオを見ない
・寒くてもくつ下を履いて寝ない
講義の内容を頭に定着させるためには動きながらのアウトプットが効果的ということで、グループで内容についてや感想など立って話し合いました。
ひとつでもできることから取り入れ、すっきり目覚めて日中は元気に活動したいと思います。
講座の様子
みなさんの感想
・寝つきが早いのは良いことだと思っていました。「いい眠りの9ステップ」のできるところから始めて、睡眠の質を高められたらなあと思います。
・睡眠不足は悪いとばくぜんと知っていますが、今回客観的な数字で具体的な説明で睡眠の大切さをよく理解することができました。これからは睡眠を意識して生活を整えていきたいと思います。
・睡眠不足からなりやすい病気があるというのを知りました。睡眠がとても大切だと知ることができました。もっとたくさんの人にも知っていただきたいと思いました。
・睡眠負債のリスクなど勉強になる話が聞けて大変良かったです。毎日の生活改善をすごく考えさせられました。
・睡眠についての知識、考え方が変わりました。
・グループシェアの際、立って話すことで2時間全く眠くなりませんでした。
日時
令和6年3月24日(日曜日)午後1時30分~午後3時30分
講師
藤井 英三さん
一般社団法人ライフシフト睡眠メンタリーヘルス協会代表、睡眠栄養指導士
講師プロフィール
52歳でがんになり、その原因が睡眠不足と知ったことで睡眠の専門家になり睡眠の大切さを伝える活動をしている。睡眠改善コンサル、睡眠セミナー、企業研修を実施。警察本部、商工会議所、教職員組合、公立中学校で研修や授業を行っている。
対象
テーマに関心のある方
主催
岸和田市立男女共同参画センター