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岸和田市分別収集計画
わが国日本は「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」によってめまぐるしい経済発展を遂げ、便利でより快適な社会へと移り変わってきました。その反面で廃棄物の大量廃棄による焼却場への負担増や最終処分場の逼迫、環境への負荷が大きな社会問題となっています。
これらの問題を解消するため、国は循環型社会への転換を目指し、一般廃棄物の中でも大きな割合を占める「容器包装廃棄物」の分別収集、リサイクル化を進めるため、平成7年に「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(以下「容器包装リサイクル法」という。)が施行されました。
容器包装リサイクル法では、消費者や事業者は容器包装廃棄物の排出を抑制するよう努めるとともに、分別収集や再商品化に努めることと示されています。(法第四条)
また、市町村においては、容器包装廃棄物の分別収集に必要な措置を講ずるよう努めなければならないとされており(法第六条)、分別収集を行なう時は「市町村分別収集計画」を定めることとされています。(法第八条)
岸和田市においてもこれに基づき、空きカン・空きビンのほかペットボトル、プラスチック製容器包装などの分別収集を行い、廃棄物の発生抑制、リサイクル化の促進など市民・事業者と協働して循環型社会の形成に取り組んでいるところです。
令和5年度を始期とし、令和9年度までの5か年(3年ごとに改定)を計画期間として「第10期岸和田市分別収集計画」を策定しました。