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「新日本婦人の会岸和田支部」から質問状が提出されました。
質問状の提出と、教育委員会の回答
令和4年4月28日「新日本婦人の会岸和田支部」から、適正規模・適正配置の取組に対する質問状が提出されました。
また、令和4年5月13日付で、ご意見・ご質問に対する教育委員会の考え方について回答を行いました。
今後も、地域・保護者の皆様に十分な説明と話し合いを重ねながら丁寧に取り組んでいきます。
提出いただいた質問(全文)はこちら [PDFファイル/37KB]
ご意見・ご質問に対する教育委員会の考え方はこちら [PDFファイル/586KB]
質問状本文
岸和田市立小・中学校適正規模及び適正配置における「地域懇談会」についての公開質問状
「岸和田市立小・中学校適正規模及び適正配置」についての市民説明会の開催、ありがとうございました。「岸和田の子どもたちのために学校を良くしたい」ということでは、私たちも同じです。しかし、昨年の市民説明会で市から示された岸和田の子どもたちの教育環境についての計画は、参加した市民として大きなズレを感じました。
「市民の意見を十分聞いてから実施を考えている」と言いながら、会場で市民から出された意見や質問に対して、納得できる回答はほとんどなく、不安や疑問が膨らむばかりでした。これまでの市民説明会では、参加した市民から説明会の継続を望む声が多くあり、今後も市民説明会が開催されるものと思っていました。しかし、3月の市議会で「説明会はしない」「今後は地域懇談会を開催(非公開)」との方針が示され、「市民の声を十分聞いてから」の回答からは真逆の方針で、納得することはできません。
そこで、以下の質問をさせて頂きます。回答は文書にて5月14日までにお願い致します。
質問内容及び教育委員会の回答・考え方
Q1
これまでの市民説明会で市が回答していた「説明会は今回では終りではありません」の回答は、具体的にどういう意味だったのでしょうか。
A1
令和3年11月~12月に計20回の地域説明会を開催したところ、延べ551名の方にご参加いただき、様々なご意見をいただきました。
地域説明会を終えたからといって一方的に取組を進めるのではなく、今後も引き続き、地域や保護者の皆様の声をお伺いするとともに、市・教育委員会の考え方もご説明させていただき、意見交換を重ねながら、取組を進めていくという考えに変更はありません。
その意見交換の場として、対象となっている小学校区単位を基本に、「校区懇談会」を設置するものです。
Q2
「市民説明会」が「地域懇談会」に方針が変更された理由は何ですか。また、「地域懇談会」を「非公開」「メンバー限定」で行う理由は何でしょうか。
A2
質問番号1への回答にあるとおり、考え方や方針を変更したわけではありません。
【非公開で行う理由は何か、という点について】
校区懇談会は、「岸和田市自治基本条例」及び「岸和田市審議会等の会議及び会議録の公開に関する条例」に規定する「審議会等」には該当しないことから、公開による開催は予定しておりません。
なお、懇談会当日の意見交換の内容や資料等については、個人情報を除いて、後日、市ホームページにおいて公開する予定です。
【メンバー限定で行う理由は何か、という点について】
地域説明会でのご意見等も参考にし、より具体的な議論へと深めていくため、多人数の地域説明会ではなく、10名~20名程度が参加する校区懇談会が適切と考えています。
なお、校区懇談会の人選については、各再編対象校区の連合町会を中心に、それぞれの地域で主体的に判断していただきます。
Q3
今後、一般市民が公開の場で意見や質問を出せる機会はありますか。
A3
これまで同様、メールやFax、お問い合わせフォームからのご意見やご質問については、教育委員会の回答・考え方とともに、個人情報を除いて、ホームページ上で公開いたします。
今回ご提出いただいた質問状と、それに対する教育委員会の回答・考え方についても同様です。
Q4
地域懇談会は今後、どの校区で計画されていますか。
A4
教育委員会では、小学校区単位を基本に、(1)天神山校区(2)修斉校区(3)東葛城校区(4)旭・太田校区(5)常盤校区(6)山直北・城東校区(7)山直南校区(8)山滝校区の8校区にて校区懇談会の設置を予定しています。
山直北・城東校区及び旭・太田校区については、これまでの地域活動(地区市民協議会等)の単位や、実施計画(第1期)(案)で示す再編内容を踏まえ、それぞれ1つの校区懇談会として設置する予定です。