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高架工事現場の様子(平成24年12月)

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2012年12月18日掲載
今回は、11月より開始した【前下り線の撤去】、【前下り線プラットホームの撤去】、【踏切長の短縮】、【土生の文化財発掘調査】、の4本立てでお伝えします。これらの工事は下り線の高架本体工事へ向けた準備工事となり、完了すれば高架本体工事が開始される予定です。早いところでは、1月から高架本体工事がはじまります。

1.前下り線の撤去工事

下り線の高架本体を築造するため、まずは、前下り線の撤去工事を行います。

レールの撤去

線路でも走行可能な軌陸レッカーを用いて、解体したレールを順番に撤去しています。

軌道の撤去後

レールの次はマクラギ・バラストと、軌道内の資材を次々に撤去しています。

架線等の撤去

レール、マクラギ、バラストだけでなく、架線や支柱も解体しています。


2.前下り線プラットホームの撤去

前下り線の撤去工事に合わせて、前下り線プラットホームの解体工事を行います。

ホームの撤去1

プラットホームの上屋の解体には、写真の様にクレーン車を用いて行います。

ホーム撤去2

プラットホームの解体が完了すれば、高架本体工事の開始はもう間もなくです。

ホーム撤去3

東岸和田駅の歴史の一つの節目であり、新たな門出の始まりであります。この後に建設される新しい駅舎への期待が膨らみます。


3.踏切長の短縮

平成23年の仮上り線の工事によって、3線分となっていた踏切長を、前下り線の撤去に伴い、2線分の長さに戻しています。以前まで踏切のあった場所に高架本体が築造されます。

交通島撤去工事1

踏切の工事は通行止め等を伴うため、夜間に工事を行います。以前までの遮断機と交通島はバックホウ等によって基礎ごと取除いています。

交通島撤去工事2

基礎を取除いた後は土で埋戻し、タンパで突き固めて、舗装を行います。

踏切長の短縮

これまで、踏切長の延長によって、皆様には横断の際にご迷惑をおかけしていました。前下り線の撤去工事を進めていく中、順次、踏切長の短縮工事を行います。


4.文化財発掘調査

山側の側道の整備時にも文化財調査を行いましたが、前下り線においても調査を行います。現在は、土生東遺跡(土生町地内)の調査を進めており、上松小殿遺跡(上松町地内)は年明け以降に着工していきます。

文化財調査1

まずは土質の変化に十分注意をしながら、大まかな部分を重機で削り取ります。

文化財調査2

遺構面付近に到達したら、遺構を崩さないように、残りは全て手作業で行います。


現場では年明けからの高架本体工事に向けて、順次工事を進めていきます。夜間工事など、皆さま方にはご迷惑をおかけしますが、引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。

工事現場よりお願い

歩行者優先道路の範囲図

JR阪和線の山側に整備しました附属街路で、自転車やバイクが歩行者と接触しそうになる等の問題が生じております。バイクの皆さまは、通行しないようお願いします。自転車の皆さまは、時には自転車を降りて歩くよう、歩行者への配慮をお願いします。多くの方が安全に通行できますように、ご協力よろしくお願い致します。

歩行者優先道路標識    バイク通行禁止


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