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6月8日(土曜日)、東葛城小学校の東葛ふれあいファーム(河合町)で田植え体験会が行われました。東葛城小学校では、米作りや食への関心を深めてもらおうと、毎年田植えと稲刈り体験を開催しています。今年も児童と一般応募の家族の約140人が参加。初夏の田んぼに元気な声が響きました。
学校からファームまでの道中、ピンクのTシャツを着た地域の「おむすび会」の人やおまわりさんが見守ってくれています
最初に地域のふれあい委員から植え方を教わり、順番に苗を受け取って恐る恐る田んぼに入っていきます。機械は使わず、田んぼに張られた紐の赤い玉を目印に昔ながらの方法で、等間隔に苗を植えていきます。
恐る恐る田んぼに入る児童たち
目印の赤い玉
JA職員やふれあい委員の人たちから「3本ずつぐらい根っこを持ってズボッと植えてね。上に浮かせたらあかんよ。倒したらあかんで」とアドバイスを受け、最初は難しそうにしていた子どもたちも次第にコツをつかみ、約2時間かけて全ての苗を植え終えました。
虫を発見!
慣れた手つきの高学年の児童たち
6年生で記念写真
初めて参加する人は、泥の感触に驚きの声を上げたり、足をとられて転んだりしていましたが、それもまた楽しんでいる様子でした。吉井町から来たというご家族は「娘がテレビで田植えをしているのを見て、やりたいと言っていたところに今回の募集を知り、参加しました。こんな山手の自然の中で田植えができる機会はなかなかないので、貴重な経験ができました」と話してくれました。
田植えの後は、泥遊びタイム。皆さん泥だらけになりながら、カエルをつかまえたり、ゲンゴロウの幼虫を見つけたり、泥団子を投げ合ったり、、、普段味わえない自然の中の遊びを満喫していました。
カエルをつかまえた女の子
ゲンゴロウの幼虫
秋に黄金色の稲穂が実るのが待ち遠しいですね。