本文
1月7日(日曜日)、千亀利公園(岸和田城周辺)で消防出初め式を開催しました。この日は快晴で、子どもからお年寄りまで多くの観客が訪れました。
市立産業高校吹奏楽部の演奏
多くの観客が訪れました
式典には消防本部職員や消防団員、水防団、婦人防火クラブ、市内事業所の自衛消防隊など約210人が参加。市立産業高校吹奏楽部の演奏で始まった式典は、冒頭で参加者、観客全員で1日に発生した能登半島地震で犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、黙とうを捧げました。その後、徒歩分列行進や車両分列行進、救急隊による救命活動のデモンストレーション、消防団によるポンプ操法、救助隊による垂直梯子操法、消防車両による一斉放水を行いました。
能登半島地震で犠牲になられた方々に哀悼の意を表し黙とう
市長に開式報告
国旗掲揚
訓示を述べる消防管理者の市長
消防管理者の市長による視閲
救助隊
救急隊
消防団
水防団
婦人防火クラブ
自衛消防隊
車両分列行進
消防車両や救急車両が登場すると子どもたちは大喜び。また救急隊による救命活動のデモンストレーションでは、観客の皆さんがとても真剣な表情で見入っていました。9メートルもの高さの梯子上での救助隊の華麗な演技には大きな歓声と拍手が送られました。
救命活動のデモンストレーション
自動心肺蘇生器
消防団による小型ポンプ操法
スピードと手際の良さに観客から歓声が上がっていました
救助隊による垂直梯子操法
岸和田独自の大技「大工方」
消防車両の一斉放水
帰省中の母子は「近い距離で見られて迫力がありました。『大工方』という技が岸和田らしくてよかったです」と垂直梯子操法の岸和田独自の大技について話してくれ、堺市から来たという6歳の男の子も「はしごのお兄ちゃんがかっこよかった」と笑顔で話してくれました。大町から来たという家族は、「自動心肺蘇生器という機械があることを初めて知りました」と話してくれ、「お父さんが突然苦しくなったら、AEDを探して持ってきてね」と娘さんと話していました。
「あらためて家族や大切な人と防災について考える機会として、万全な備えにつなげてほしい」との消防本部の言葉で式典は締めくくられました。
式典後、はしご車で記念写真を撮る時間が設けられました
はしご車に乗って嬉しそうな男の子
はしご車の前で記念写真