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あっという間に6月末。少しずつ夏が近づき、市内各所で田植えが始まりました。
東葛城小学校と太田小学校では、児童たちが田植え体験を行いました。
6月10日(土曜日)、東葛城小学校では児童と一般応募の家族計100人以上が田植えに参加。地域住民の皆さんの見守りの中、終始ほっこりした雰囲気が印象的でした。
「田んぼに初めて入った」という子も多く、恐る恐る田んぼの中を歩いたり、泥の感触に驚く声が響くなど、現地は何とも賑やか! そんな中、慣れた様子で苗を植える上級生たちを見て、周りの大人たちは「さすがやな!」と感心しきりでした。
6月21日(水曜日)、太田小学校5年生が田植え体験を実施。近隣の農家さんの協力で行われ、かれこれ20年以上続く恒例行事になっています。
はじめのうちは「汚れるのが嫌…」「変な感触がする!」などとためらっていた児童たちも、気が付けば田植えに没頭! 泥んこになりながらも、楽しそうに苗を植えつけていました。
自然豊かな本市ならではの体験型授業。当たり前のように普段から食する「米」の生産過程に携わることで、「食」への興味や理解が芽生える契機になったのではないでしょうか。
田植えの後、「将来、農家になってお米を作りたい!」と話していた子どもの笑顔を見て、そんな思いを抱きました。