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今年も兵主神社に大絵馬と干支画が奉納されました!

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2023年12月27日掲載

 12月26日(火曜日)、狛犬ならぬ狛龍が鎮座する兵主神社(西之内町)に、来年の干支である「辰(龍)」の大絵馬と干支画が奉納されました。

狛龍

奉納式

奉納式

 大絵馬を描いたのは産業高校美術部の皆さん。産業高校美術部の皆さんによる大絵馬は平成28年から毎年奉納され、今年で9年目。ポイントは「明るい年をイメージして描いた龍の後ろの真っ赤な太陽」。除幕式で絵馬にかけられた幕が下ろされた瞬間、思わず声が出てしまいました。天高く上る龍の姿が来年の飛躍を表わしているように感じました。

産業高校美術部による大絵馬

産業高校美術部の皆さん

 干支画を描いたのは本市出身の日本画家・日月美輪さん。日月さんの描いた干支画も毎年奉納され、今年で8年目。間近で見た龍は驚くほどの迫力で、強い意志を感じる瞳は圧巻!日月さんにもポイントを伺うと「今までの干支画は用紙に収まるように描いていますが、龍は大きさと躍動感を表現したかったので、わざとはみ出して描きました。また、龍は水の神様なので、水が盛んに流れる感じをイメージしました。最後に私がこだわったところは、龍は虎と対の関係であると言われているので、対比させたいと思い、2年前に描いた干支画の虎の瞳の位置と合致する場所に龍の瞳を描きました」と貴重なお話を聞かせてくれました。

日月さんによる干支画

日月美輪さん

 産業高校美術部の大絵馬も日月さんの干支画も、お話を聞いた後に見ると、見方が変わって興味深いです。また、十二支の中で唯一空想上の生き物である龍をここまでリアルに描かれていることに感嘆しました。
 屋外に展示されているのは大絵馬のみですが、お参りの際はぜひ作品をチェックしてみてください。


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