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10月31日(火曜日)、しらすの水揚げで活気づく岸和田漁港にお邪魔しました。漁港に着くと、和歌山、神戸、姫路ナンバーのトラックがズラリ。
今年はしらすが豊漁とのことで、この日も入札場は何台ものフォークリフトが行き交い、たくさんの仲買人の声が響き、とても活気がありました。
午前10時過ぎ、それぞれの漁船が獲ったしらすを載せた運搬船が帰港。水揚げされたしらすはすぐにフォークリフトで仲買人が待つ入札場へ運ばれ、競りにかけられました。あらためて鮮度が重要であることがわかります。
仲買人の人たちは、直接手で触って、鮮度、大きさ、混ざりものがないかを確認します。
資源管理のため、今は漁の時間が11時までと制限されているため、11時を過ぎた頃、しらすを積んだ船が一斉に港へ帰ってきました。青空の下、次々と帰ってくる白い漁船の姿はとても迫力があり、美しく見えました。
この日は、2,000カゴ以上のしらすが水揚げされました
和歌山から来た仲買人は「今年はいつもより良いしらすがたくさん獲れている」と笑顔で話してくれました。しらすは春が旬と思われがちですが、秋のしらすも脂がのっていて美味しいのだそう。秋も美味しいしらすを味わえるのは嬉しいですね。