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10月23日(月曜日)、五嶋忠志さん(88)が「第44回全日本マスターズ陸上競技選手権2023山口大会」で男子85-89歳クラスの400mで2位になったことを市長に報告しました。
五嶋さんのメダル獲得の秘訣は『練習の時は一生懸命走る、試合の時は楽しんで走る』。「試合で緊張すると結果が出せないから本番はとことん楽しむ!」と話す五嶋さんは、20歳の時から週に20km走っているそうです。68年間走り続けている五嶋さんの脚は88歳とは思えないほどの健脚でした。普通にトラックを走るだけではなく、追い越しダッシュの練習もしているそうで、今回の大会では、前のランナーを抜かし、50mほどの差をつけて見事銀メダルを獲得しました。また、練習だけでなく、欠かさず行っているのはまなび中央公園の清掃ボランティア。「この公園があるから今の自分があると言っても過言ではない。ここのトラックを走っている時に見える景色が好きなんや」と語ってくれました。日々の練習や、ボランティア活動が大会の結果に表れているのだと思いました。
今の目標は3年後の韓国で行われる世界大会で記録を残すこと。実は、五嶋さんは、2015年にフランスで開催された「世界マスターズ陸上競技大会」のクロスカントリー団体種目で金メダルを獲得しています。「まだまだ世界で活躍したい!世界で通用するランナーをめざしています!」と生き生きと話す五嶋さんを見て、元気をもらいました。
五嶋さんのこれからの活躍も期待しています!