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9月15日(金曜日)の試験曳きでは、車いすユーザー向けの岸和田祭試験曳き見物ツアー(岸和田バリアブレイクプロジェクト主催)と、白浜町役場とアドベンチャーワールドからだんじり祭に参加した皆さんを取材しました。
見物ツアーには約25名が参加。市役所第2別館前で、紀州街道を通るだんじりを見物しました。
沼津から見物に来た露木さんは大のお祭り好き。ご自身は2回目のだんじり見物で、毎年来たいと思うほどだんじり祭が好きになり「母にもぜひ見せたい!」と、今回、車いすユーザーのお母さんと一緒に参加しました。
参加者とだんじりまでの距離は1メートルほど。「こんなに近くでだんじりを見られて、大迫力で母も喜んでいます」と嬉しそうに話してくれました。
これからも、たくさんの人にだんじり祭を楽しんでもらいたいとあらためて思いました。
また、「パンダバンブーSmile広域包括連携協定」を基とした取り組みの一環で、だんじり祭に参加した白浜町の職員は南上町、アドベンチャーワールドのスタッフは沼町で後梃子を体験しました。
休憩中にはだんじりをバックに写真を撮ったり、他のだんじりのやりまわしを間近で見ました。
初めて参加しただんじり祭の感想を聞くと「楽しい!一回山場は乗り越えた!まだ走れる!」「来年もぜひ参加したいです」「岸和田市が誇るだんじり祭に参加できて光栄です」と話してくれ、 各々だんじり祭を楽しんでもらうことができました。
16日(土曜日)・17日(日曜日)の本曳きでは、灯入れ曳行で一時的に雨が降ったものの、それ以外はお天気に恵まれ、まさにお祭り日和。
16日(土曜日)は岸和田(岸和田駅前)・春木(ラパーク岸和田前)でパレードが行われました。各町、キャラクターのコスプレやお面などで仮装し、クラッカーや風船を飛ばして観客を楽しませてくれました。
17日(日曜日)は岸城神社・岸和田天神宮・弥栄神社で宮入りが行われました。それぞれの見せ場で迫力のあるやりまわしを見ることができました。岸和田城では天守閣から宮入りの様子を見ている方もいました。
祭礼の翌日には各町協力のもと片付けがはじまり、提灯を下ろしたり道路の清掃などが行われていました。
あっという間の三日間。来年のだんじり祭が待ち遠しいですね!