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9月4日(月曜日)、本格化する台風シーズンに備え、城北小学校で下校訓練が行われました。
午後1時45分、校長先生から「今回の訓練は、大雨が降ったときに皆さんがもしかしたら水浸しの中、家に帰らなくてはいけない時があるかもしれない、その時安全に家まで帰ることができるよう、皆さんの命を守るために先生たちが考えました。実行するのは皆さん一人ひとりです。下校途中には田んぼや畑、溝などがあります。大雨が降ると道との境目がわからなくなります、あまり端を歩き過ぎないよう気をつけてください。今日の訓練でどこが危ないということをしっかり覚えてください。」と校内放送があり、訓練が始まりました。
きょうだいがいる児童は、上の学年の児童が下の学年のきょうだいを迎えに行き、午後2時10分に一斉下校開始。先発の先生は、先に学校を出発して危険箇所に立ち、後発の先生は児童と一緒に歩きます。
手をつないで帰る姉弟
溝や田んぼ、天の川に架かる橋などの危険箇所に来ると、先生から「大雨が降ると道との境目がわからなくなるので、気をつけて」と注意があり、マンホールのところでは「雨水でマンホールの重い鉄蓋が吹き飛び、水が溢れてくることがある」と聞くと児童たちは「怖っ!」などと言いながら先生の話を聞いていました。
マンホールの説明を聞く児童
天の川に架かる虹の橋で説明を受ける児童
小学6年生の女子児童は、5年前の台風のことをよく覚えているといい、電線が切れてぶら下がっていた様子を話してくれました。「今回の訓練では、マンホールの話がためになった」と感想を聞かせてくれました。
今回の訓練に同行させていただき、日頃から、通学・通勤経路で危険箇所がないか、またいつも通る道が危ない場合はどの経路で帰るかなどを確認しておくことの大切さを改めて感じました。「思っていたよりこの溝は深かった」「この木は倒れてくるかもしれない」など気づきがあるものです。
9月は台風に上陸数が一番多い月なので、皆さんも避難経路などの再確認をお願いします。