本文
この春に園舎を新しくした「認定こども園 五風会」(岸城町)。「こども本の森 中之島」など、これからの社会を担う子どもたちのために力を注ぐ「安藤忠雄建築研究所」の設計と聞き、6月16日(金曜日)にお邪魔しました。
「円い空を見て丸い地球を感じながら育ってほしい」とのコンセプトで設計された新園舎は、保育施設には珍しい円形の園舎。直径30メートルの大きな屋根はドーナツのように天井が開き、ウッドデッキの中庭から大きな円い空が見えるようにつくられています。
シンボルツリーの一本松
中庭に足を踏み入れた途端、気持ちの良い風がスーっと通り抜け、大きな円い青空に伸びるシンボルツリーの一本松に目を奪われました。
園長先生は、円形の園舎について「子どもたちはどのクラスからもお互いの顔を見ることができ、よく手を振り合っています。声も姿も届く理想的な環境です」と、また、「随所で光と影と風を体で感じられるようにつくられた園舎で、自然を感じながら感性豊かに育ってほしい」と話してくれました。
運動会の練習をする園児たち
2階にあるウッドデッキ園庭「そらにわ」
ひかりの階段
絵本室
安藤忠雄建築研究所が設計した「認定こども園 五風会」は外からも円形園舎の素晴らしい景観を眺めることができます。
園、近隣に迷惑が掛からないようにご配慮ください。