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5月10日(水曜日)・11日(木曜日)に大北町の若木造船所で水難救助訓練を実施しました。今回の訓練は忠岡町消防本部と合同で行い、約29名の水難救助隊と救助隊が参加しました。
10日の訓練では20代の釣り人(男性)が海に転落した想定で、水難救助訓練を行いました。
訓練では、5人の隊員が水中に沈む要救助者を救出し、陸上で三連はしごによる「L字型はしごクレーン」を組み立てて待機していた約10人の隊員が、水中から引き上げます。三連はしごによる「L字型はしごクレーン」は安全かつ迅速に救出できる救出方法だそうです。
声を出して作業の確認をしたり、ささいなことでも隊員同士で話し合いながら訓練に取り組んでいました。
岸和田市内では水難事故数が比較的少なく経験を積みにくいため、このような訓練は非常に貴重な機会です。訓練で救助技術の向上を図ることで、水難救助を安全かつ迅速にできるよう努めています。
もうすぐ夏。夏は、海や川に訪れる機会が多くなる季節で水の事故が多発します。十分に注意しましょう。