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消防職員の不祥事ならびに消防自動車の使用に関する経過と対応について
先般、報道にありましたコロナ禍における消防職員の多人数での飲食を伴う同期会ならびに消防自動車の使用に関して、以下のとおり、対処しました。
経緯
令和3年3月23日に、岸和田市内で本市消防職員8名が同期会を開催し、23時ごろに解散となったが、そのうちの1名が酩酊し路上で寝ていたところを警察官に保護された。その際、本人は住所、連絡先を言わず、消防署に勤務している旨を述べたため、岸和田警察署から消防署に対し、本人確認と身元引受の要請があった。
当直責任者は、速やかな対応が必要と判断し、災害等への対応に支障がない体制をとるため指揮車と警備活動車に分乗し、岸和田警察署に向かい、本人確認を行ったのち、身柄を引取り実家に送り届けた。
処分
以上の経緯を踏まえ、職員に対し、以下の処分を行った。
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警察署に保護された職員1名 訓告処分
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多人数で飲食を行った職員7名 厳重注意
- 当直責任者1名 厳重注意
対応
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大阪府知事からの新型コロナウイルス感染防止対策の取り組みについて、遵守するよう通知、指導してきたが、改めて徹底するよう指導した。
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緊急時に連絡が取れるよう、職員の緊急連絡先を再調査し、登録先を2か所から3か所に増やした。
- 緊急時連絡先に通じない場合は、消防自動車を使用することなく、非番等の管理職職員が対応する。
消防長コメント
この度は、市民の皆様に多大な不安とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。
今後、このようなことがないよう、改めてより一層の綱紀粛正の徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。